「LiSA」知られざる中学時代のヤンチャ話 カラオケで飲酒、自転車泥棒、深夜徘徊で補導

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 コロナ禍に喘ぐ2020年の日本を席巻した「鬼滅の刃」。TVアニメ版の主題歌「紅蓮華」を歌う歌手の「LiSA」(33)も大ブレイクを果たし、2年連続での紅白出場となったが、彼女が書く歌詞はなぜ多くの人を惹きつけるのか。

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 LiSAは雑誌のインタビューでこう語っている。

〈私は自分の人生が負け始まりだなって思っているので(中略)負け始まりの物語として重なるなと思いながら(『紅蓮華』の歌詞を)書きました〉

「負け始まり」──独特の言い回しだが、人生のスタート地点での何を「負け」と表現しているのかは明かしていない。

 LiSAは岐阜県出身。両親と妹の4人家族だった。過去形を使ったのは、彼女が小学2年の時に実父が家を出て行ったからだ。

「りっちゃんの父親はダンプの運転手でした。なぜ出て行ってしまったのかは知りません。母親は美容室で働いていて、生活は楽ではなかったと思いますが家族仲は良かった」(LiSAが暮らしていた市営団地の近所の住人)

 彼女の人生に転機が訪れたのは小学5年の時。安室奈美恵や「SPEED」を生んだ沖縄アクターズスクールのオーディションに合格したのである。以降、沖縄の母親の知人宅に身を寄せて歌とダンス漬けの日々を送ることになったが、結局芸能界デビューは叶わず、中学2年の時に夢破れて岐阜に戻ったLiSA。その後、しばらく「暗黒時代」を過ごすことになる。

「中学2年の時に沖縄から転校してきた彼女はずっと仲間と遊びほうけていましたね。部活はやっていなくて、授業もほとんど出ていなかった。制服のスカートを超ミニにしてピアスを付けて学校に来る彼女に、先生は“保健室に行け”と命令する。で、周りに迷惑がかかるから、とそのまま保健室で過ごさせるのです」(中学時代の同級生)

彼氏が改造車で…

“やんちゃ”なエピソードは枚挙にいとまがなく、

「あの頃彼女はしょっちゅうカラオケ店に行って酒を飲んで騒いだり、深夜に公園でたむろしていました。深夜徘徊で警察に補導されたこともあるし、自転車泥棒もやっていたとか。遊びに行って帰る時、勝手に乗ってきちゃう」

 と、地元の知人。

「可愛いから男が絶えることがなく、中学3年の時には4コ上の人と付き合っていた。その彼は当時、車高が低い改造車に乗っていて、中学校まで彼女を迎えにくることもありました」

 今に繋がるこんなエピソードも。

「カラオケに行くと酒を飲むばかりじゃなく、とにかく歌。MISIAや椎名林檎とかをずっと歌っていました」(別の同級生)

 その後、地元の私立高校に進んだ彼女はバンド活動をするようになり、20歳の時に上京。23歳でLiSAとしてデビューした後はアニメソング界で確固たる地位を築き、20年に「鬼滅の刃」が社会現象化したことで彼女の歌声も全国津々浦々に響き渡った。

〈世界に打ちのめされて負ける意味を知った〉──「紅蓮華」の歌詞には、起伏にとんだ彼女の半生が反映されているに違いない。

週刊新潮 2020年12月31日・2021年1月7日号掲載

ワイド特集「角突き合いの女マタドール」より

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