「山辺高校」10人飲酒でも大会出場へ 「不祥事」「パワハラ」は新興の運動部あるある?
正月恒例の全国高校サッカーが“炎上”している。創部4年目にして県大会を制した奈良代表・県立山辺高校の部員が飲酒していたことが発覚したのだ。
飲酒自体も批判の的だが、激しく炎上しているのは大人たちが決めた処分である。記者会見で頭を下げた校長曰く、大会は辞退しない、飲酒した生徒も“反省すれば”大会に出場させる、というのだ。会見に同席した教育長もそれを追認した。
この手の連帯責任論には賛否がある。だが、よりによって寮内で、しかも10人もの部員が飲酒したにもかかわらず、飲酒していない選手はおろか、飲酒した選手までも事実上“お咎めなし”というのは珍しい。...