米山隆一氏が新潟5区で立候補 「ひるおび!」降板の妻・室井佑月氏が秘密兵器になる?

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つるの剛士ともバトル

 最後の“舌禍”は、今秋に起きた。農水省が9月3日、《生産者の皆さまが手塩にかけて育てた家畜や農作物、トラクター等の機械の盗難被害が発生しています》とツイートしたことを受け、タレントのつるの剛士(45)が、以下のような投稿を行ったのだ。

《うちの畑も最近パクチーやられました(現行犯でしたが※「日本語わからない」の一点張り)ので気をつけてください。悲しいですが監視カメラ取りつけました》

 これに米山氏は「外国人差別だ」と批判しようとしたらしいのだが、不可解なところのある文面となった。

《そのパクチーを取った人が外国人だとして豚泥棒が外国人と言う証拠はなく、実家が養豚農家の身として言うなら、大量に屠殺する手段を持たない外国人がこれを行うのはかなり困難で、むしろ同業者の可能性が高いと思われます。まるで外国人の犯罪かのように示唆してRTするのは極めて差別的だと思います》

 北関東などでベトナム人が豚の盗難、違法解体などで逮捕されたことを踏まえてのツイートなのかもしれないが、当然ながら、つるの剛士は困惑を隠さなかった。

《養豚?僕は知りません!もう一度言います。日本人でも外国人でも農産物を盗む行為は歴とした犯罪!こちら100%被害者!差別??現行犯!事実!今回許してしまいましたが今後はこのような難癖つけられないよう次こそ必ず通報します!近隣の畑も同じ被害があるので連携しながらより防犯に努めます! 以上》

内助の功で席巻!?

 度重なる炎上で、かなり敵が多い人である。さぞかし泉田陣営は楽勝ムードであり、引き締めに懸命なのだろうと現地を取材してみると、これが全く違うのだ。

「たとえ選挙前に『現職有利』と言われても、蓋を開けてみるまでは分からないと思います。新潟5区の自民党員は、確かに泉田さんを応援しなければならない。でも面従腹背の人も多いでしょう。“泉田嫌い”の自民党関係者は少なくありません。米山さんの勝機もあると思いますね」(地元記者)

 自民党関係者の中に、なぜ“泉田嫌い”が多いのか。詳しくは割愛させてもらうが、京大法学部から旧通産省という、これも米山氏に負けず劣らずの華麗な経歴が災いしているようだ。要するに「話が長く、態度が大きい。忠告しても言うことを聞かない」ということらしい。

 とはいえ米山氏は、“買春”という女性有権者をドン引きさせる醜聞がある。大きなマイナス要因になるはずなのだが……。

「普通はそうですよ。ところが米山さんの奥さんが室井さんでしょ。これが切り札というか、恐ろしい力を発揮しそうなんですよ。もう夫婦で選挙区を回っているようなんですけど、室井さんに会った女性は誰もが興奮しています」(同)

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