とんねるずは何処へ……FNS歌謡祭に「木梨」「石橋」がバラバラで出演 根強い共演NG説

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FNS歌謡祭出場歴

 91年から現在のようなコンサート形式となるが、その年と92年、そして94年の大トリを彼らがつとめた。

 96年には、木梨は山本譲二と組んだ「憲三郎&ジョージ山本」として出場している。こちらも「Little Kiss」同様、日テレの「生ダラ」から生まれたユニットだった。

「フジには、他局の企画とかこだわりがないんでしょうね。楽しくなければテレビじゃないの精神は生きているのかもしれません」

 98年には、「みなおか」で生まれたユニット「野猿」でも大トリとなっている。「野猿」では99年、00年と続けて出演した。

 さらに08年には、やはり「みなおか」で生まれた「矢島美容室」でも出場した。

 12年には、18年ぶりにとんねるずとして出場し、14年まで3年連続で出ていた。

「特に14年は、ももクロやAKBグループとのコラボで、とんねるずの持ち歌をメドレーして盛り上がったのを覚えています。ただ、とんねるずとしての出場はこれが最後だと思います」

 15年には、木梨が藤井フミヤとヒロミとのユニットで出場。

 昨年は、ソロアルバムを出した木梨がソロで出場した。

「どちらかがユニットで出場したことはままありましたが、それぞれが別のユニットで出たのは今年が初めて。別々のユニットでも、せめて同じ日の出演なら、“では、とんねるずでも1曲”と振りたいところだったのではないでしょうか。あえて日を変えているのを見ると、やはりとんねるずの2人は共演NGなのかと疑ってしまいます。『FNS歌謡祭』ですらソロ活動となると、今後、とんねるずとしての特番は難しいかもしれません」

 現在、2人揃って見られるのはテレビ朝日の特番「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」のみである。来年1月2日には放送も予定されているが、

「2人揃ってと言っても、ゴルフを除けば、基本的にロケは別々。スタジオ内で行われる卓球などで組むだけですからね。昔から行動は別々ということが多かったので、特段仲が悪いということではないと思います。『みなおか』が終了して、2人で見せるエンターテインメントの場がなくなった。それが、それぞれのフィールドで遊ぶきっかけにもなったのでしょう。タカさんは深夜のトーク番組『石橋、薪を焚べる』(フジ)」やYouTubeの『貴ちゃんねるず』、AbemaTVの『石橋貴明プレミアム』がある。ノリさんも、ラジオや動画配信、さらに音楽でも忙しくなっています。2人とも今はソロ活動重視なんだと思います」

 石橋の「貴ちゃんねるず」の登録者は141万人を超えている。音楽活動でも、「B Pressure」と「Ku-Wa de MOMPE」での活動もある。

 木梨が昨年12月に発売したソロアルバム「木梨ファンク ザ・ベスト」はiTunesやBillboard Japan、Amazon音楽売れ筋のチャート1位など8冠を獲得した。そして、今年、木梨が組んだのが宇崎だった。そこに佐藤を巻き込んでレコーディングし、「FNS歌謡祭」に出場。12日には「MUSIC FAIR」(フジ)には宇崎とのコンビで出演する。26日には「木梨の大音楽会。フェスってゆー!!」が開催され、大晦日には「ももいろ歌合戦」(BS日テレ・ニッポン放送・AbemaTV)への出場も決定した。

 今はコンビどころじゃないらしい。

週刊新潮WEB取材班

2020年12月9日掲載

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