コロナ第3波で「マスク」最新事情 バブルに沸いた新大久保、コロナ前より安い店も…
新型コロナウイルスの「第3波」がやってきた。油断は禁物とはいえ、春の第1波の時に比べれば、マスク不足には陥っていない。むしろ“余裕”すらある状況らしく……流通アナリストの渡辺広明氏が、最新のマスク事情をレポートする。
***
コロナによる世界的なマスクの需要増によって、主たる生産国だった中国で原材料が高騰し、今年前半のマスク不足は生じました。これを商機と考え、マスクの生産に新規参入した中国の業者は数万社ともいわれています。こうした業者によって作られたマスクは日本の品質基準を満たさない商品も少なくなく、日本のドラッグストアで販売されることは、まずありませんでした。...