「AKB」紅白落選! 「指原」「大島」「たかみな」は絶好調、見かけなくなった3人は?

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卒業後の進路

 最近、女優として活躍しているのが、大島優子(32)だ。AKB時代は“絶対的エース”前田敦子(29)と人気を競ったが、今では女優業が板につき、元AKB扱いされることもないという。

「子役出身なので、卒業後は女優としての活躍が注目されていましたが、なかなか芽が出なかった。17年8月には芸能活動を休止し、1年以上、米国へ語学留学しています。本格復帰した昨年からですかね、女優としての評価が高まってきたのは」

 昨年は朝ドラ「スカーレット」(NHK)に戸田恵梨香演じるヒロインの幼馴染として出演。地味なおばさんを演じて評価が高まった。

「今年は1月に放送された木村拓哉主演で警察学校を描いた『教場』(テレビ朝日)、現在出演中の『七人の秘書』(同)も高視聴率で話題となっています。一人前の女優として認められています」

 バラエティ界では、指原莉乃(28)が女王の座に君臨している。

 レギュラー番組は「徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました」(日本テレビ)、「坂上&指原のつぶれない店」(TBS)、「ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”」(テレ朝)、「さし旅」(NHK、不定期放送)といずれも冠番組のMCだ。

「MCもできて、コメントが何かとニュースのなるほどの影響力を持っています。元AKB勝ち組のトップと言っていいでしょう」

 その指原の前に、バラエティ界に君臨したのが“たかみな”こと高橋みなみ(29)だ。

「AKB時代は“神7”の1人であると同時に、初代総監督としてグループを代表して挨拶やコメントをしたのが彼女でした。そのため、卒業後はもっとも芸能界で活躍すると見られていましたが、指原に奪われたと見る向きも少なくありません。ただ、現在もMCやナレーション、バラエティなど何でもこなすタレントとして活躍しています。器用な人なので、重宝されるのでしょう。10月からは『バイキングMORE』(フジテレビ)のレギュラーにもなりました。人気では指原に及ばないかもしれませんが、コメンテ―ターとして指原にはない、妻の立場で発言できるので強い」

 一方、最近見る機会がめっきり減ったなと言われるのが、こじはること小嶋陽菜(32)だ。

「AKBでは最後の昭和生まれとして17年まで現役でした。卒業後は、タレント業よりもファッション事業に進んだので、テレビでは見なくなりましたね。モデルとして活躍しながら、ファッションブランドを立ち上げ、実業家として活動しています」

 同様に自分のブランドを立ち上げたのが、篠田麻里子(34)。

「AKB時代にブランドを立ち上げましたが、卒業すると倒産してしまいました。高身長を活かしてモデルや女優としても活動もしましたが、代表作と呼べるようなものはありません。昨年2月に結婚し、今年4月には出産しましたからね、お呼びがかからなくなっているのかもしれませんが、ママタレとして復活する可能性もあります」

 11月19日、第2回ベストフォーマルアワード授賞式で、「EVENING DRESS Queen」を受賞し、久しぶりに姿を見せたのが板野友美(29)だ。

「神7の1人で“ともちん”の愛称で親しまれ、2012年の『タレントCM起用社数ランキング』では篠田麻里子と並んで女性部門トップにもなりました。卒業後はアーティストとしての活動を望んでいたようですが、CDも売れず、バラエティ番組に出演してもあまり合わなかったのでしょう。徐々にテレビで見る機会は減っていきました」

 卒業後、ソロ歌手としての活動は難しいようだ。AKBといえども、卒業後にソロで紅白に出場できたメンバーまだいない。秋元康氏が以前に手がけた「おニャン子クラブ」でも、卒業後に紅白に出場できたのは、木村拓哉夫人の工藤静香(50)ただ1人である。

「歌手としてはもちろん役者としても、並みの才能では生き残れないのが芸能界です。バラエティではお笑い芸人の上を行くコメント力が必要です。神7と言えども、AKB時代に人気があったからといって、ずっと活躍できるわけではないということです」

週刊新潮WEB取材班

2020年11月30日掲載

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