小泉進次郎が「ハゲの会」に入会 評判ガタ落ちで焦燥し美人広報を採用

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 大臣に就任して1年余り。この間、小泉進次郎環境相(39)は“ポエマー”として評価が上がっただけ、という声がもっぱらだ。メディア露出もすっかり減った焦燥からか、今度は「ハゲの会」に入会、そして環境省に美人広報まで雇っていた。

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 永田町には知る人ぞ知る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)が存在する。要は薄毛の議員が集まる懇親会なのだが、今月12日夜、東京・赤坂の中華料理店で開かれた同会の会合に駆け付けたのが進次郎氏だった。まさか、40歳を前に頭髪が薄くなったのだろうか。

「いやいや、小泉さんに資格はないはずなんだけど、なんでも曾祖父が薄毛だったそうでね」

 とは同会幹部。曾祖父とは小泉純一郎元総理の祖父で「入れ墨の又さん」とも呼ばれた小泉又次郎元逓信大臣のことだ。

「小泉さんはこの会の存在を以前から知っていて、彼から入りたいと言ってきたんです。妻のクリステルさんのお父さんも髪が薄いとかで。ま、ともかく入会ということになりました」(同)

 2013年発足の同会の名誉総裁は菅義偉総理。50名近い議員が所属している。

 政治部デスクによれば、

「年に数回、懇親会を行っています。小泉大臣は特定の派閥に属していませんので、“仲間作り”の一環でもあるのでしょう。大臣の取り巻きだった自民党議員の中には離れた人もいるようですし」

 最近の進次郎氏の評判は議員間のみならず、メディアでもガタ落ちである。

「大臣を取り上げても視聴率がとれなくて、キー局でも彼のニュースを流せなくなっています」(同)

 記者との関係も上手くいっていないそうだ。

広報のスペシャリスト

「大臣会見が不評ですね」

 と、社会部記者。会見は週に2回、まずは大臣からの「冒頭発言」があり、質疑応答に移るのが通常だ。

「冒頭発言が長すぎるんです。大臣はこの発言を前日深夜まで練っているらしく、自身がアピールしたいことだけを話す。その割にニュースにならない的外れな話題ばかりなので、いい加減にしてくれ、と記者クラブが環境省に申し入れたんです」(同)

 そのことが報じられ、会見は改善されたものの、

「大臣はイベント時などで省の広報室に対する注文が多い。自分の“見せ方”にとてもこだわりを持っている人なんですよ」(同)

 そこへ抜擢されたのが美人敏腕広報である。

 環境省関係者が言う。

「10月27日付で非常勤の環境省参与として就任したのが、アラフィフの女性。かつて、マイクロソフトやグーグル、電気自動車のテスラなど、名だたる企業で広報を務めてきたスペシャリストです」

 記者との関係改善も含め、アドバイスをするのか。参与となった当人に聞くと、

「環境省にお問い合わせ下さい」

 その環境省は、

「広報室がより効果的、効率的に対応できるようアドバイスを受けるため環境省としてオファーしました」

 これに前出の関係者は、

「小泉大臣とは共通の知人がいるようで、大臣の希望もあって参与に就くことになったと聞いています」

週刊新潮 2020年11月26日号掲載

ワイド特集「未収穫の秋」より

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