なぜか話題にならない「フワちゃん」コメンテーター 「グッとラック!」出演の評判は?

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裏切られた期待

 フワちゃんが、社会的関心の高い事件や事故、刑事裁判といった重いテーマにどうコメントするか、まさに視聴者は強い興味を持っていたはずだ。

 しかし、池袋の交通事故裁判が明らかにしたことは、今のところ視聴者の期待は裏切られたということだ。

「泣いた彼女は、視聴者にとって期待外れだったと思います。弁護士や医師といったコメンテーターなら感情的になってはいけません。しかし芸人のコメンテーターは違います。涙ではなく、喜怒哀楽を前面に出したコメントで番組を盛りあげるのです」

 涙と「哀」が違うのは言うまでもない。ある時は正論を吐いて視聴者に溜飲を下げさせ、ある時は世論に逆らって番組の議論を煽る。真面目な意見が続いてスタジオが疲れたなら、冗談を言って和ませることも必要だ。

「お笑いコメンテーターの先輩たちと違って、フワちゃんにそういう芸当がないのは仕方ありません。

 むしろ気になるのは、真面目なコメントを口にする時、知識が不足している気配がすることです。

 番組スタッフも配慮しているのか、金曜は他の曜日に比べてエンタメネタが多いような印象もあります」

世間も注目せず

 劇薬という役割には、SNSやネットメディアでフワちゃんのコメントが紹介され、賛否両論が入り乱れながらも拡散していく──番組側には、こんな期待もあったのかもしれない。

 だが今のところ、フワちゃんの番組における発言が、批判であっても注目を集めることは少ない。

 小林麻耶(41)の降板問題で発言を控えたり、遅刻報道に反論したりする姿が注目を集めてはいるが、本来のコメンテーターに対する関心とは違う。

「残念ながら、世間を賑わすコメント力に欠けていると言わざるを得ません。気のせいか、番組では顔に疲労感が表れているようにも見えます」

週刊新潮WEB取材班

2020年11月25日掲載

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