高級カーシェア会社破綻でオーナーの怒り爆発 “吊るし上げ”緊急説明会を実況中継

国内 社会 2020年11月14日掲載

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「高級カーシェア会社」破綻騒動で新展開だ。11月14日、破産申請の方針を固めた「SKY CAR SHAREグループ」(以下、Sグループ)の代理人弁護士が、急遽、オーナー向けに緊急説明会を実施。だが現場は大混乱で、「夜逃げしていたくせに今更なんだ!」「また逃げるつもりだろう」など、怒号が飛び交う修羅場となったのである。

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 14日、午前11時過ぎ。今やすっかり有名になった、埼玉県草加市の高級車240台が置き去りにされた駐車場に、20代から40代の男女が続々と集まり出した。

 みな顔は強張っている。無理もなかろう。彼らは今、突如、天から降ってきた“ローン地獄”に喘ぎ苦しんでいるのだ。

 オーナーらは、Sグループから“費用ゼロの投資”として、高級車のオーナーになるよう勧誘され、7年もの長期ローンを信販会社と組まされた。だが10月上旬、Sグループは経営破綻。それから月々数万円から10数万円の返済に追われる身となってしまったのだ。中には、又貸しは契約違反だとして、信販会社から一括返済を迫られているオーナーもいるという。

 Sグループの代理人が現れ、説明するというのである。いったい何が起きたのか。Sグループ破綻から1カ月もの間、駐車場に訪れるオーナーたちに、ボランティアで相談に乗ってきた管理人が説明する。

「数日前、Sグループの代理人を名乗る弁護士が、鍵と車検証をすべて渡すよう、内容証明を私に送ってきました。渡さないと、刑事・民事を問わず、あらゆる法的手段を取る、という脅し文句も添えて。そして昨日、実際にやってきて、鍵を持って帰ってしまったのです」

 そもそも管理人は、Sグループから車の修理などの管理を委託されていた下請け業者である。あくまで善意で、困り果てたオーナーたちのためを思い、昼夜を問わずに相談に乗ってきた立場であった。

「オーナーたちはローンを少しでも軽くするため、早く車を処分したがっています。彼らが何の権限があって、鍵を持っていくのかわからないんです。だったらきちんとオーナーたちに説明すべきだろうと話し、急遽この場を設定したのです」(同)

「まず詫びからだろう!」オーナーたちはヒートアップ

 正午近くになると、弁護士らしき男性2人が駐車場に現れた。そして、集まった30人ほどのオーナー一人ひとりに、ペーパーを配り始めた。

 ペーパーには「受任のご連絡」とあり、彼らの連絡先が書いてある。Sグループが、これから破産手続きを開始するにあたり、混乱を回避するため、車輌の返還等の対応を一時停止するとある。

 だが、説明会が始まる前からオーナーたちはヒートアップ。弁護士に詰め寄り、

「1カ月以上、なんも連絡ないのかよ。お前らは!」
「私たちもお話を聞いたのは、10月の後半で……」(弁護士)
「知らねえよ! 破綻だかなんだか知らねえけど、人としての心はないのか? あ?」
「筋が通ってないよね。あんたたちはもう向こうの代理人になったんだろう。なのに、まず詫びの一つもない!」
「なんの権限あって、車を持ってくんだよ。じゃあ、車持っていっていいから、その代わり負債も持っていってよ」

 一触即発の状態なのである。

次ページ:「こうしているうちに、月々のローン代や駐車場代も発生しているの!」

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