SG優勝で約束を果たした「森且行」 SMAPファンが思い出す“3年前の名場面”

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3人に送ったエール

「社会的反響を呼んだ『ホンネテレビ』でしたが、その中でも特に浜松オートレース場は名場面でした。

 特別な許可が出て、森くんは3人を選手専用エリアに案内します。普段は観客の立ち入りを禁止しているエリアです。そこは町工場のような無骨な空間でした。ある意味で、元アイドルには最も縁遠い場所なのです」(同)

 SMAPを辞めてまでも挑戦したかったオートレースの“現場”。たった1人でバイクと向き合って整備し、八百長防止などの理由から試合前は隔離される。

 オートレーサーの厳しい日常を、かつての仲間へ赤裸々に見せることで、森は3人にエールを送ったのではないかという。

「森くんは背中で『努力すれば、SMAPを辞めても生きていけるし、人々に感動を与えることもできる』と語ったのだと思います」(同)

 SMAPは解散したが、それでも5人は依然として高い人気を維持している。森も呼応するようにSGを制し、約束を果たした。

「神様はいる」

 冒頭で「やっと、約束が守れて良かったと思います」との発言を紹介したが、続く部分もご紹介しよう。

《「40歳を過ぎたあたりから体力の衰えを感じ、SGは絶対に無理だと感じていたが、やる気だけはあった。神様はいるんですね」》

「レースの様子はネットでも動画が配信されています。もう何度見たか覚えていないほどで、見るたびに号泣してしまいます(笑)。

 森くんは20年以上、常に約束を果たすことを目標にし、遂に成し遂げた。こんな話、ドラマか映画の世界だと思います。ファンはみんな号泣しています」(同)

 森は諦めることなく、地道な努力を積み重ねることで栄冠を勝ち取った。この精神こそSMAPのバックボーンだという。

「SMAPは全員が普通の人なのです。だから当初は“ポンコツ”アイドルグループでした。しかし彼らは誰にも負けない努力を積み重ねてきたのだと思います」(同)

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