「鬼滅の刃」韓国公開が「日本不買」を強制終了させる理由と「ワンピース」パクり事件の顛末

国際 韓国・北朝鮮

2020年11月10日

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不買やハッキングを受け、破産に追い込まれたパクり会社

Q:日本でもこの作品がネット上に出回っていると聞いたのですが、それについてはどうですか?

A:むしろ良いです。まさに広報効果じゃないですか。

Q:ワンピースの盗作だという意見を目にします。ネチズンたちの間でも相当な世論が起きているのですが、いかがお考えでしょうか?

A:ハハ(笑)、絵を少しでも知っている方がこれを見たらきっと違う作品だと言うでしょう。ただワンピースが好きなファンは雰囲気が同じだと意地を張っているだけで、絵を少しでも理解しているとそんなことは言えません。盗作ですか? もしそういういうのであれば、法的に訴訟を起こしてください。勝つ自信があります。

Q:最後にこの作品はこれからも制作するつもりですか?

A:すでにネットアニメとして3本制作されており、これからも継続していきます。そして韓国を代表するオリジナルキャラクターに育てるつもりです。

 韓国の世論でさえ、“盗人猛々しい”という指摘が圧倒的だったが、韓国の裁判所はそれとは逆行するように、盗作疑惑に無罪判決を言い渡した。

 当時、韓国では著作権の概念が完全に定着していなかった上、国全体に反日感情が根付いていた。

 もしオリジナルが日本ではなくアメリカやイギリスのアニメだったら、違う判決が下された可能性は否定できない。

 裁判の行方を追っていたネットユーザーたちは判決を不服と捉え、公的機関が平等な判決を下さないのであれば自分たちがやるしなかいと結託し、ケグジャンイ社の全商品の不買運動やホームページへのハッキングを行って、同社を破産に追い込んでいる(それはそれで惨いやり口なのだが……)。

 韓国で最初にアニメ制作や配信を手がけ、「ドラえもん」や「となりのトトロ」を配給して成功を収めた大元C.I.社を相手に大口を叩いたケグジャンイ社が自分たちの顧客だった“アニメヲタク”に討ち取られた格好ではある。

 韓国政府はこの結末をどう見ただろうか。韓国の裁判所もまた、その役割を果たしたなどとは到底言い難いだろう。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年11月10日掲載

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