GACKT、今度は「オンラインポーカー」トーナメントで優勝、獲得賞金は?

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記者もカジノで目撃した! ガチなGACKTのポーカープレイ

 実は記者も、3年前、彼のガチ過ぎる姿を目の当たりにしている。2017年1月に、フィリピンの首都マニラのカジノで開催された「Asian Poker Tour」。GACKTが参戦していると聞きつけ、急遽、東京からマニラに飛んだのだ。

 会場に着くと、サングラスの奥から、敵プレイヤーを睨みつけているGACKTの姿があった。

 彼がやっていたポーカーは、テキサスホールデムと呼ばれる競技で、2枚の伏せられた手札で勝負が行われる。敵プレイヤーの手札が何であるか、所作や表情から読み取るのが勝利へのカギとなるのである。しかも、このゲーム、やたら長いのだ。勝負は3日間にわたって行われ、1日のプレイ時間は12時間にも及ぶ。その間、彼はテーブルにずっとかじりつき、神経を研ぎ澄ませながら、敵からチップを奪い取っていくのである。知能ばかりでなく、強靭な精神力が要るゲームだ。

 GACKTはこの大会で決勝卓に進出。優勝は逃したものの7位と健闘した。

“おカネなんかじゃない。僕は日本ポーカー界を底上げしたいんだ!”

 休憩中に声をかけると、これまたガチに、彼は語り出したのだった。

「このゲームに魅了され、戦術本などを何冊も読み、真剣に挑んできました。目的は、おカネなんかじゃない。僕はポーカーを博打ではなく、競技として捉えているんです。最近、日本人のプレイヤーたちとも交流を始め、陽の当たらないところで努力を重ねている人たちがいることも知りました。僕は彼らのためにも、ここで結果を残し、日本のポーカー界を底上げしたいと思っているんです」

 そう熱く語ったのち、再び“戦場”へと戻っていった。

 いずれ日本でカジノが解禁されたら、ブームが訪れると言われているポーカー。GACKTはその時、先駆者としてどこまで昇り詰めているのだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2020年11月9日掲載

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