「番長・清原和博」の休日 息子の野球試合で見せた「良きパパ」の素顔

スポーツ 野球 2020年10月14日掲載

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 2016年、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕・起訴され、有罪判決を受けた清原和博(53)。その執行猶予が今年6月に満了し、活動を徐々に再開している。一方で、一旦は絶縁状態に陥った家族との関係が修復されつつあるようだ。息子の野球大会観戦の場で見せた「良きパパ」の横顔――。

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 9月20日、清原の姿は東京・立川市民球場にあった。

 東京都内のリトルリーグに所属する、中学生の次男の試合を応援するためだ。

 黒いマスク姿の番長は、霧雨交じりの生憎の天候の中、頭からタオルをかぶったりしつつ、戦況を見つめている。

 事情を知る関係者によると、

「6番サードで出場した次男君は、右打席からレフト線に痛烈な2塁打を放つなど、見せ場を作っていました」

「ベンチの上に陣取った番長は、次男君はもちろん、投手の動きにもよく目を配っていました。自分が打席に入っているような気持ちでもあったのではないでしょうか」

「長男君はすでに野球を諦めてしまって、そのことは清原にとっては大変ショックだったようで、その分、次男君への思いも強まっているということでした」

 別の関係者は、

「シャブをやっていた頃のキヨは、子供たちの野球の試合にはできる限り顔を出していました」

 しかし、試合が終わると、

「どこかへ出かけて行き、一旦外出したらしばらく戻ってこず、帰宅したらしたで自室に閉じこもって出てこないということが続いた。シャブをやった後に気持ちが塞ぐような現象はままあり、それと闘っていたようです」

「選手時代には、大観衆の前でホームランでも打てば、様々な批判や非難を打ち消すことができたが、引退してしまうと、それも叶わない。“色々と言われっぱなしなのが耐えられない”と感情を吐露することがありましたね」

 ある時は、

「シャブで錯乱していた時に、自宅の中で刃物を取り出したりして、奥さんの亜希さんに向けることもあったとか」

 そんな番長を見つめる家族の眼差しは当然、複雑なものにならざるを得ない。

「奥さんの亜希さんは、2016年2月にキヨが覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されると、離婚して、活動名も『清原亜希』をやめて『亜希』として活動することを選びました」

「子供たちへの影響、彼らの教育を一番に考えた結果です。もちろん、清原という名前があるからモデルなどの仕事があったのは否定できず、2人をよく知る関係者の中には、“キヨも悪いけど、そこまでキヨを追い詰めなくても……”とキヨへの同情の言葉が結構出たほどです」

 さらに、

「亜希さんは、キヨと息子2人が会えない状況(接見禁止)にした。キヨは息子たちを本当にかわいがっていたから、これは本当に辛かったと思います」

 そんなどん底の絶縁状態から、徐々に家族の関係が取り戻されるようになったことには、もちろん清原の努力は少なくない。

「一時は結婚を約束していたほどの間柄だった元アイドルの20代ホステスとの関係を清算し、薬物を断つため、弁護士らの指導のもと、これまでの交友関係からも距離を置き続けた」

「薬物の売人は芸能人にうまくアプローチしようとします。お金があるから通常のレートよりも遥かに高く買ってくれるし、商売柄、薬物を所持・使用していることは絶対に表ざたにされたくないから口も堅い。商売相手としてストレスもなく、楽なんです」

 薬物に再び手を出したくなる誘惑と日々闘っていることを公言している番長を支えたのは、息子たちと共に過ごす時間を取り戻したいという一心だったのだろう。

「試合が終わると、少し離れたところで観戦していた亜希さんが清原に近づいて言葉を交わすようなシーンもありました。この4年、色々とありましたけれど、距離が縮まりつつあるようですね」

週刊新潮WEB取材班