反日に逃げこんだ「文政権」の悲哀…歴代最強「安倍政権」に歯が立たず

国際 韓国・北朝鮮 2020年9月10日掲載

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朴槿恵を弾劾するエースとして人気を得た

 大統領に就任する半年前の16年12月まで、大統領戦を賑わす候補者の1人に過ぎないと見られていた。野党は文在寅が大統領選に立候補して、左派票が分かれることを警戒した。

 文在寅は2016年10月から韓国内で吹き荒れた朴槿恵前大統領の退陣を求めるろうそく集会で前面に立ち、朴槿恵を弾劾するエースとして人気を得た。

 退任後は自分の言いなりになる後継者を立てたいようだが、後継候補の曹国は不正疑惑で逮捕され、朴元淳前ソウル市長はセクハラ疑惑で自殺した。

 失政が続く文政権は支持層が離れており、左派政権が継続する可能性は薄らいでいる。

 さて、安倍晋三は、2012年、首相に返り咲く。当時、野党だった自民党総裁選挙で石破茂を破って総裁に選出。その後、同年12月の衆議院議員総選挙で自民党が圧勝し、首相となった。

 2012年の総選挙は民主党に対する批判票が安倍自民党を後押しした。

 国民は2011年に起きた東日本大震災と福島原発事故に対する民主党政権の対応に不満を持っていた。

 また民主党の重鎮だった小沢一郎の離脱も大きい。地元を襲った東日本大震災後の菅直人政権に不満を持った小沢一郎は菅おろしを主導し、民主党執行部は小沢の党員資格を停止した。

 当時、小沢一郎は資産管理団体である陸山会を巡る疑惑で起訴されており、総選挙直前の12年11月に無罪が確定したが、選挙戦で力を発揮できなかった。

 国民は期待というより民主党よりマシだろうという思いで安倍自民に投票したが、安倍内閣はアベノミクスと呼ばれる経済政策を行って、道半ばではあるが、低迷していた経済浮上のきっかけとなる部分もあった。

 またインバウンドにも取り組み、600万人から800万人で推移していた訪日観光客は2016年に2000万人を突破し、今年は新型コロナウイルスがなければ4000万人に倍増すると見込まれた。

 ほかにも皇室典範の見直しや様々な構造改革に取り組んだが、憲法改正は実現できなかった。

平昌五輪の開会式、ホワイト国排除で露呈した外交センスの欠如

 外交面では小泉内閣や第1次安倍内閣と同様、日米関係を強固にした。また、悪化が続いていた中国や韓国との関係改善に取り組んだ。

 日中関係は良好になり、朴政権下の韓国と慰安婦問題で合意し、延期となっていたGSOMIAを締結した。

 一方、北朝鮮との交流を進めたい文在寅政権には容赦しない。18年2月、安倍首相は平昌五輪の開会式に出席した。韓国と関係が深い日米中露から出席した唯一人の首脳だった。

 韓国との良好な関係づくりを目的に出席を決めたが、文在寅大統領はこともあろうに北朝鮮の高官を招待し、大統領主催の食事会で日米代表と同じテーブルに着座させた。

 安倍首相は開会式の前、米国から出席するペンス副大統領と面談し、北朝鮮代表を徹底的に無視した。

 イラクが使用した兵器から日本製部品が見つかり、韓国メディアがずさんな韓国の輸出管理を報じた直後の19年7月、日本政府は輸出管理を見直し、翌8月、韓国をいわゆるホワイト国リストから除外した。

 文政権は18年10月のいわゆる徴用工裁判への報復であり、WTO違反だと批判して日本製品不買運動を後押しした。

 そもそも深刻な打撃となる報復を受けること自体、政権の未熟さが疑われるのだが。

 安倍政権は、輸出管理制度の見直しをキャッチオール規制だと述べている。

 日本は2002年、キャッチオール規制を導入した。

 大量破壊兵器及び通常兵器の開発等に使われる可能性のある貨物の輸出や技術の提供。これらを行う前に、経済産業省の許可を要する制度である。

 キャッチオール規制を導入した当時、安倍晋三首相は内閣官房副長官だった。

 通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメントが設立し、日本がキャッチオール規制の導入を進めたとき、麻生太郎副総理兼財務相は経済企画庁長官や経済財政政策担当相を歴任していた。

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