「文在寅」政権下の子供たちが受ける反日教育…日本に爆弾で火の海に

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イデオロギー教育の先頭に立つ「全教組」のアイロニー

 今回の「インホン高校事態」に対しても全教組は、「生徒たちは、相手との対話録音、個人情報を含む映像をYouTubeなどに掲載した」とし、「教師と他の生徒たちの人権および教育活動に対する侵害があったことは明白だ」と、該当教師たちの肩を持った。

 続いて、「該当学生たちは被害者たちに謝罪して反省するどころか、学暴委の結果を不服として、行政訴訟とともに学暴委委員たちを相手にした損害賠償訴訟を準備中」とし、「被害者たちに対する心からの謝罪と反省が先だ」と、問題の本質を濁らせている。

 この事件が起きた2019年末は、日本の輸出規制措置に対する反発で、韓国内で反日ムードが高まりつつあった時期だった。だから幸か不幸か、教師の反日扇動は特に注目を浴びなかった。

 しかし私には、教師たちの政治的な中立性問題もさながら、偏った歴史認識がより深刻に思われた。

 特に、全教組所属の教師らは、インホン高校の事件からも分かるように、露骨な反日を扇動するのだ。

 もし、歴史を教える教師が全教組所属の教師なら、その授業がどのように行われるかは火を見るより明らかだ。

 今日、韓国社会の反日思想は徹底的に計画され、意図された官制反日教育による産物だ。

 70、80年代の官制イデオロギーに対抗し、真の教育実践をキャッチフレーズにして始まった全教組の教育運動が、2020年現在、イデオロギー教育の先頭に立っていることはアイロニーと言わざるを得ない。

世界を驚かせた「韓国の子どもたちの絵に表れた暴力性」

 少し昔のことだが、2005年に仁川のある地下鉄駅で開かれたケヤン中学校の学生たちの絵画展。ここから読み取れる反日感情には、驚愕を禁じえなかった。

 絵の主題の大半は、過去を繰り返してはならないということと、日本軍国主義者の蛮行、そして自己反省のない日本に対する報復だった。

 偶然これらの絵は海外に紹介され、大きな波紋を呼んだ。

 この絵を見た外国人の反応は、「やりすぎだ」という一言に尽きる。何よりも外国人は、幼い生徒を対象にする公教育の場において、盲目的な憎悪を募らせる方式で反日教育が行われていることに驚愕した。

 韓国在住のあるドイツ人は、自分のブログで「韓国の公教育で行われていることは愚かで無責任過ぎだ」と非難し、「韓国の教育システムには確かに問題がある」と指摘した。

 そして何よりも外国人を驚かせたのは、韓国の子どもたちの絵に表れた暴力性だった。

 日本に核爆弾を投下する絵、血のついた刀で日本を脅かす絵、日本地図を韓国人が足で押さえている絵、日本が燃えている絵等々。

 これを見た一部の海外ネチズンたちは、公教育の現場であれほど暴力的な描写が認められていることに驚きを隠せなかった。

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