皇居前「4億5千万円」の豪邸が競売に 業者が争奪戦か

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【写真も】「奥様が茶道の先生をやっていて、家を茶室のように造り替えたと…」

「もともとは事業で成功された方が建てたお宅で、奥様が茶道の先生をやっていたことから、家を茶室のように造り替えたと聞いています。その奥様も10年ほど前に亡くなってしまい、娘さんが、ずっと一人で暮らしていました。もう60代ですけどね」(同)

 都心といっても夜になれば、周りはしんとなり、車しか走らないような場所である。一人で暮らしやすいかと言えば、持て余してしまいそうな家だ。

 開札が行われるのは9月2日。都内の不動産会社社長が言う。

「売却基準価額が4億5千万円となっていますが、そんな低額で落札されることはあり得ません。滅多に出る物件ではないからです。容積率は700%ありますから、ビルでもホテルでも建てられます。資金力のある業者なら、8億円は出してくるかもしれません」

 コロナ禍で大活躍した、あのホテルチェーンあたりが狙ってきそうな「ポツンと一軒家」なのだ。

週刊新潮 2020年8月27日号掲載

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