ユッキーナ&フジモンが消えて「アッキーナ」&「濱口」が“おしどり夫婦枠”をゲット
芸能界で“おしどり夫婦”と呼ばれるカップルは多い。もっとも、バラエティ番組でのおしどり夫婦枠のイス取りゲームは熾烈だ。最近、よゐこ・濱口優(48)とアッキーナこと南明奈(31)が、そのイスをゲットしたという。あの夫婦に代わって……。
***
夫の濱口といえば、よゐこの漫才ではツッコミ担当ながら、ボケ役の有野晋哉をしのぐ、強力な天然ボケとして知られる。
一方、妻のアッキーナは、モデル出身ながら、「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ)で島田紳助に見出され、おバカタレントに。番組では、つるの剛士、野久保直樹、木下優樹菜、里田まい、上地雄輔、スザンヌという並みいるおバカを相手に最下位となり、紳助から“日本の最下位”なる称号まで得た。
そんな2人が結婚したのは一昨年5月のこと。天然ボケとおバカという、バラエティにもってこいの夫婦だが、それほど取り上げられることはなかった。民放プロデューサーは言う。
「古くは勝新太郎&中村玉緒夫妻のような“しでかす夫”と“それを支える妻”、中尾彬&池波志乃夫妻のような“奔放な夫”と“しっかり者の妻”というおしどり夫婦のパターンがありました。しかしバラエティの世界では、おしどり夫婦といっても、プロレスラーの北斗晶&佐々木健介夫妻のような“鬼嫁”タイプが主流でした」
空いたおしどり夫婦枠
なかでも“鬼嫁”タイプで人気だったのが、この夫婦。
「ユッキーナこと木下優樹菜(32)とフジモンこと藤本敏史(49)の“美女と野獣”夫婦です。ただし、美女とは言っても、元ヤン妻のユッキーナに年上の夫が尻に敷かれ、キツイことを言われても言い返せない、頭が上がらないというギャップが人気でした。フジモンは芸人ですからウケが上手かったですからね。しかし、ご存知の通り、昨年末に離婚したことで、おしどり夫婦枠がポッカリと空いたのです」(同)
そこに収まったのが、アッキーナと濱口夫婦だった。
「今年に入ってから、夫婦揃っての出演が急に増えましたね。2月6日の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS)では、アッキーナの手作り料理ならどんなにマズいものでも、ウマいと言い続ける濱口の優しさ、仲の良さがクローズアップされました。視聴者も当初、ユッキーナ&フジモンの代役、後釜のような目で見ていたようです。妻の愛称もなんだか似ていますし、2人とも『ヘキサゴン』のおバカタレントとして人気になったという共通点がありますからね」(同)
[1/2ページ]