姑息な官僚が骨抜きにした期待外れ「骨太の方針」

国内 政治

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 「骨太の方針」が7月17日、閣議決定された。例年6月に閣議決定され、それから1年かけて、盛り込まれた政策を各省庁が実行する、いわば「霞が関の課題表」だ。正式には「経済財政運営と改革の基本方針」と言う。今年は新型コロナウイルス対策の2次補正などがあって取りまとめが1カ月遅れたが、ようやくまとまった。

できの悪い作文

 ところが、その内容は例年になく、中味のインパクトが薄く、できの悪い官僚の作文で終わっている。

 「危機の克服、そして新しい未来へ」という副題が付けられており、新型コロナ対策や今後の経済対策など、まさに「骨太の方針」が示されているかと思ったが、大いに期待外れに終わった。...

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