独立「菊池桃子」と「小泉今日子」の奇妙な共通点 ただし政治的スタンスは真逆

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菊池の講演料は200万円!?

 菊池桃子(52)に、大きな注目が集まっている――。衝撃の独立発表があり、政界出馬説も報じられた。これまでの報道を振り返ってみよう。

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 まずは独立だ。スポーツ紙が横並びで報じたが、その中で、スポーツ報知が6月23日の紙面に掲載した記事をご覧いただこう。

 見出しは「菊池桃子が所属事務所『パーフィットプロダクション』から独立」だ。

 冒頭で菊池が22日、所属事務所「パーフィットプロダクション」から独立したことを発表したと紹介した。

《菊池はオフィシャルサイトを新たに開設し「本日より芸能活動等を、自らが持つ会社で行っていくことになりました」と報告。前所属事務所社長への感謝をつづり「自身の個性と向き合うため真摯(しんし)に頑張りたいと自身を鼓舞しております」とした。私生活では、19年11月に経済産業省の新原浩朗氏と再婚した》(註:全角数字を半角数字にするなど、デイリー新潮の表記法に合わせた。以下同)

 何の変哲もない記事にも思えるが、これが“政界進出”を報じる号砲になった。例えばスポニチアネックスは23日、「菊池桃子、独立…朝ドラ『エール』出演中、異例のタイミング 衆院選の準備?」と報じた。

《異例のタイミングでの独立とあって、即座に今後に関するさまざまな臆測が飛び交った。一部の政界関係者からは、安倍政権の10月の解散・総選挙がささやかれているだけに「衆院総選挙での出馬に向けた準備では?」との声が上がった》

《菊池は15~16年に「一億総活躍国民会議」に民間議員として参加。昨年11月には同会議で知り合った経済産業省政策局長の新原浩朗氏(60)と再婚した。現政権では、安倍晋三首相をサポートする長谷川栄一、今井尚哉の両首相補佐官と佐伯耕三首相秘書官はいずれも経産省出身。新原氏も政界と近く、三原じゅん子氏(55)、丸川珠代氏(49)、今井絵理子氏(36)に続く自民党の女性著名人議員への布石との見方も浮上している》

 菊池の反論は早かった。スポニチアネックスなどの報道を受け、同じ23日に公式サイトに政界進出を否定するコメントを掲載した。

 これで一段落かと思いきや、それでも出馬報道は続いた。まず週刊実話(電子版)が24日、「菊池桃子“総選挙出馬”完全否定も信じる者はほとんどナシ…」と配信した。

《現在、自民党には三原じゅん子、丸川珠代、今井絵理子などの芸能界出身の女性議員がいるが、知名度、親近感どれを取っても菊池が一番と言っていい。出馬すれば大きな話題になることは間違いない》

《独立の際、「人生の後半戦を、自身の個性と向き合うため真摯に頑張りたいと自身を鼓舞しております」とコメントしていることから、芸能活動以外にも活躍の場を広げようとしているのは明らか》

 更に夕刊フジも26日の紙面に「菊池桃子、政界出馬説否定も…消せない待望論」の記事を掲載した。

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