赤木野々花、池田伸子、副島萌生……NHK女子アナ“隠れた実力派”3人の魅力

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将来のエースアナは?

 そして担当することとなったのが、先述した週末夜の看板スポーツ番組である。彼女に対するNHKの期待の大きさが分かろうというものだ。

 そのルックスは、目鼻立ちのはっきりとしたキレイ系の和風美人顔で明るくまぶしい笑顔は魅力的だし、何よりスポーツ番組を担当するうえで重要な“健康的な雰囲気”を身体全体から漂わせている。

 さらにアナウンス能力も抜群である。少し高めのハイトーンボイスがはつらつとしていて絶妙に耳に心地よい。

 それもそのハズで、副島アナは高校時代に放送部に所属し、高校2年時に「第55回NHK杯全国高校放送コンテスト・アナウンス部門」に出場を果たし、優良賞に輝いているのだ。

 こうした実績が評価されたのだろう。09年3月には第81回選抜高校野球大会の開会式と閉会式の司会という大役を任されている。つまり学生時代からすでにアナウンサーとしての下地ができていたということなのだ。

 さらに「サタデースポーツ」ではVTR明けのコメントも的確で、“ひとそえ”というスポーツの豆知識を披露するミニコーナーも楽しい。

 と、ここまで書いてきたが、副島アナの最大の見どころは「サタデースポーツ」での最後の挨拶の場面だろう。

 翌日の「サンデースポーツ2020」の予告をしながら「明日もご覧ください」と言って頭を下げるのだが、その際に普通に前にお辞儀するのではなく、やや身体を左前に傾け、カメラ目線で挨拶するのである。

 以上が今、注目して欲しい、まだいる実力派のNHK女子アナウンサー3人である。

 最後に、この中から将来的にNHKのエース女子アナになれそうな人材を1人選ぶとなると、やはり一番若い副島アナだろうか。

 来年に東京オリンピックが開催されるかは分からないが、その中継や関連番組で大活躍を見せれば、1つの上のステージに駆け上がるに違いない。

上杉純也

週刊新潮WEB取材班編集

2020年6月28日掲載

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