休刊「アサヒカメラ」が提起した“撮り鉄問題” 鉄道雑誌ではできない好企画の意義

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「アサヒカメラ」(朝日新聞出版)が、6月19日に発売した7月号で幕を下ろした。1926年に創刊された老舗カメラ雑誌の終焉は、時代が変化していることを感じさせる。

 現存するカメラ雑誌として最古だった「アサヒカメラ」は、“カメラ界の芥川賞”とも称される木村伊兵衛写真賞を主催。同誌を足がかりにしてスターダムにのし上がった新人カメラマンは数多い。多くのスターカメラマンを輩出しただけに、写真家のみならず多くの人から終刊を惜しむ声が聞かれる。...

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