コロナ給付金が二重払い、返却の行方は… 福島県天栄村
鉄道の駅がないうえに高速道路のICもない。名物といえば酒饅頭という福島県の天栄(てんえい)村は、人口約5200人の小さな村だ。村役場が特別定額給付金の支払いを始めたのは5月12日からである。県内でも給付が早かったのは、旅館やペンションが多く、閑古鳥が鳴いていたこともある。
ところが、急いては事を仕損ずると諺にあるように「二重給付」をやらかしてしまった。
村役場の総務課によると、
「給付金は申請があった順に振込先のデータを作り、金融機関に引き渡してゆくのですが、5月18日分の振込先データを、2日続けて渡してしまったのです」
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