新人女子アナの星は誰? 3位はTBS「篠原梨菜」、2位テレ東「田中瞳」、1位は……

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決め手は“声質”

 昨年4月に在京の民放キー局に入社した女性アナウンサーは全部で11人だった。あれから1年が過ぎ、後輩の新人アナウンサーが入社、彼女たちの肩書きからようやく“新人”の2文字が取れることになった。

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 この春からは番組改編に伴い、新しく番組も任されることも次第に多くなり、しっかり“戦力”となっている。

 そこで今回は昨年入社した女子アナ11人の中から新人時代1年間の活躍度でベスト3を独断と偏見で決定してみることに。今後の期待値も多少含めましたが……。

 まず第3位だが、実はかなりの混戦模様だった。悩んだすえに選んだのはTBSの篠原梨菜アナ(23)だった。

 現在の担当番組は、テレビの地上波が「はやドキ!」(平日・4:25)水曜日、「あさチャン!」(平日・6:00)月曜日&火曜日など5本、ラジオが「土曜朝6時 木梨の会。」(土曜・6:00)など2本というように、実はかなり忙しい。

 その点も大きかったのだが、決め手となったのはなんといっても、解答者として不定期に出演している人気クイズ番組「東大王」(水曜・19:00)での活躍だった。

 これは知る人ぞ知る経歴だが、篠原アナは東京大学法学部出身の超インテリである。同時に2016年度のミス東大でもあり、在学中にはその知識を活かして女子大生キャスター/レポーター/タレントとしても活躍していた。

 いわば、東大在学中に「東大王」の“東大チーム”の一員として加わっていてもおかしくなかったワケである。

 そして、そんな彼女の頭脳明晰ぶりの一端が発揮されたのがTBS入社後のアナウンサー初仕事となった「東大王」だったのだ。

 昨年8月21日分のオンエアに芸能人チームの一員として参加し、“道具を表す難読漢字”の問題で、本当になんと読むのか一般人には意味不明の“轆轤”を番組初登場にして「ろくろ」と見事正解、SNS上で女子アナファンをざわつかせたのである。

 さらに今年3月4日の放送回では“春にまつわる難読漢字”というお題で自チームのインテリ芸能人たちが次々と脱落していくなかで、“針嘴魚”を「さより」と正答するなど、孤軍奮闘の活躍をみせてくれた。

 ちなみに昨年、東京キー局に入社した女子アナで東大卒といえばフジテレビの藤本万梨乃アナウンサー(24)もいる。

 藤本アナは医学部の健康総合科学科(4年制)を卒業している。しかし「ネプリーグ」(月曜・19:57)に出演したものの、「東大王」での篠原アナの活躍ぶりと比べるとインパクントに欠けていた。そういう意味で東大卒の才媛キャラという点でも篠原アナに軍配を挙げたいと思う。

 続く2位はテレビ東京の田中瞳アナ(23)だ。なんといっても人気バラエティ「モヤモヤさまぁ~ず2」(日曜・18:30)の4代目アシスタントに抜擢されたことが大きい。

 実は彼女は大学時代の17年4月から「news zero」(日本テレビ系列・月~木・23:00/金・23:30)のお天気コーナーを1年間担当しているのだが、当時の印象は、まったく記憶に残っていなかった。

 これは気象情報の原稿を淡々と読むのが当たり前の役割なので、キャラや個性といったものが出しにくかったためと思われる。

 だが、「モヤさま」に起用された彼女は天真爛漫な明るいキャラで大活躍してくれている。特にさまぁ~ずの2人とは父と娘くらい年が離れているのに、その年の差を感じさせず、まったく物怖じしないやり取り見せているのだ。

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