コロナ禍で勃発した米中プロパガンダ戦争 トランプは悪手を打った

国際

  • ブックマーク

 新型コロナウイルスの発生源は武漢の研究所で間違いない。証拠もある――トランプ大統領らは強く主張し、中国は猛反発をしている。ウイルス禍以前からあった米中の対立が激化しているが、この戦いでトランプ大統領側は失敗している、と有馬哲夫氏(早稲田大学社会科学総合学術院・大学院社会科学研究科教授〈メディア論〉)は指摘する。プロパガンダの研究者としても知られる有馬氏によれば、「武漢研究所発生説」は悪手だったというのだ。

 以下は、現在行われている米中のプロパガンダ戦争の構図についての有馬氏の特別寄稿である。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。