「雅子さま」公務は積極態勢で「秋篠宮家」にはプレッシャー

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プレッシャーからの解放

「1つめは現・上皇陛下の生前退位です。16年8月に『おことば』が発表され、表向きにはすべてがスタートしました。上皇から直接、帝王学を学んできた天皇は、象徴としてのお務めとは何かについて特に熟慮されるようになった。その姿を一番近くでご覧になる雅子さまにも、同じようなお気持ちが芽生えてきたように察せられます。お立場が変わられることに、雅子さまがプレッシャーを感じられないことはなかったと思います。しかし、どちらかと言うと、肩を押されるように前向きに捉えられたのではないでしょうか」

 2つめについては、

「秋篠宮家の存在が大きいと思います。17年5月に眞子さまのお相手として小室圭さんがクローズアップされ、9月に婚約が内定。18年11月4日に結婚式が行われるというスケジュールまで予定されたものの、17年の暮れごろから小室さんの母・佳代さんの借金問題や新興宗教との関係が取り沙汰され、結婚に向けたすべての行事は延期されることになったわけです。それと相前後して、当時の東宮家へのバッシングが消えて行き、逆に新天皇への期待感が醸成されていくことになりました。国民の声に敏感でいらっしゃった雅子さまにとって、そのプレッシャーからある意味で解放されるタイミングだったと言えるのかもしれません」

 他方、秋篠宮家は小室さんの問題以降、さまざまなバッシングに晒されることになった。

「上皇さまが、帝王教育の大切さについて周辺に言及されたというようなことが伝えられたこともありました。その後、秋篠宮さまご夫妻は折に触れて、小室さん側に“国民が納得する説明を”とお話になっています。それを裏返せば、眞子さまと小室さんとの結婚は国民から納得されていない、理解されていない、ひいては祝福されていないとご夫妻が感じられているということでしょう。国民というキーワードが秋篠宮家に圧しかかっているような印象を受けます」

週刊新潮WEB取材班

2020年5月12日掲載

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