前澤社長と復縁した剛力彩芽、「第二の浜崎あゆみ」にキャラ変か?

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あゆとマサにシンクロする、剛力と前澤の利害恋愛関係

 前澤氏が本当にタイプで、別れた後も気持ちがあると発言していた剛力ちゃん。一方前澤氏が彼女と交際するのは、世間の注目を集められるという、ビジネス上のメリットが大きいからではないか。Yahoo!によるZOZO買収が報じられた際は、破局後にもかかわらず、剛力ちゃんと写っている写真をわざわざ使って経緯を報告。今回も社員の前で復縁宣言済みだという。彼女が自分との交際によって、世間でどう言われているかは分かっているはずなのに、彼女を使うことをやめない。なぜなら、ビジネスの宣伝に役立つ、あるいはスキャンダラスな報道を和らげてくれるから。松浦氏があゆとの関係性を手放さないように、冷徹な計算に裏打ちされた行動に見えてくる。

 前澤氏の肩を持つならば、いい意味で公私の区別がないだけと言えるかもしれない。社員も家族同然だからこそ、恋人を真っ先に紹介するんだという気持ちもあるだろう。「会社でもみんな好きなことで活躍して、人生を楽しくすごそうぜ」という前澤氏の姿勢は、「仕事が遊びで遊びが仕事」というラジオ番組を持つ松浦氏の姿にもつながる。就職せず、レコードの仕入れからビジネスを始めた前澤氏と、貸レコード店のアルバイトから開業に至った松浦氏。奇妙なほどに経歴も近い。しかもイニシャルもどっちも「M」。

 考えるほどに、剛力ちゃんの恋愛は、あゆと松浦氏との恋愛に重なる部分が大きい。ひとまわり以上の、成り上がりの経営者。未熟な私を成長させてくれる、経済力と知識。でもタフなビジネス手腕の裏にある、ピュアに仕事を楽しむ姿にキュンとなる。お互いの存在は世間で注目を集めるからこそ、障害も多い。だからこそ燃える、忘れられない恋。本人たちの中では、そう見えているのではないだろうか。

 復縁によってすわ結婚かという声も上がっているが、このご時世的にもなかなか難しい部分もあるだろう。むしろ、あゆ理論でいけば、結ばれなかったけど二人の絆は永遠!と言い続けるお騒がせカップルでいた方が、芸能人としての賞味期限は延びるのかもしれない。

 剛力ちゃんが破局後に出た番組を見たとき、綺麗になったなと素直に思った。もう腕をブンブン振り回しながら、ランチパックを頬張る少女の影はない。でも、目立った仕事も未だない。だからこそ前澤氏との交際を、したたかに利用する強さを身につけていてほしいと願う。言うなれば、第二の「M」を出版するくらいのタフさを。酸いも甘いも知った今の彼女なら、きっとあゆに勝るとも劣らない注目作になるに違いない。

(冨士海ネコ)

2020年5月2日掲載

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