総選挙「与党歴史的圧勝」でむしろ逃げ場を失う「文在寅政権」

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「100年に1度あるかどうか(の大勝利)だ」――韓国の与党「共に民主党」の選挙対策委員長を務めた、李海瓚(イ・ヘチャン)同党代表の総選挙後の「驚きの言葉」だ。

 韓国で4月15日に行われた総選挙は、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「新型コロナウイルス」対応が評価され、地方区で与党「共に民主党」が163議席、比例区で同党の衛星政党「共に市民党」が17議席を獲得し、与党は全議席数(300議席)の6割を占める180議席を獲得して圧勝した。

 1987年の民主化以降の韓国の総選挙で、与党が最も多くの議席を獲得したのは、2008年の保守党「ハンナラ党」(全議席の51.2%)だった。...

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