春ドラマ放送延期で名作が再放送 15年前の「野ブタ。をプロデュース」が一人勝ち

エンタメ 2020年4月17日掲載

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、テレビ局は報道・情報番組を除くバラエティやドラマの収録休止を発表した。4月スタートの春ドラマが軒並み放送延期となる中、各局が打ち出したのが過去ドラマの再放送だ。だが、過去に人気があったドラマにも、再放送の視聴率に差が出ているという。

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 4月5日スタート予定だった「半沢直樹」(TBS・主演:堺雅人)は、同じ日曜劇場枠で15年に放送された「下町ロケット」(主演:阿部寛)を“特別総集編”として3週にわたって放送する。

 4月9日の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ・主演:石原さとみ)は、18年7月期に同じ枠で放送された「グッド・ドクター」(主演・山崎賢人&上野樹里)を放送日が決定するまで再放送。

 4月10日の「MIU404」(TBS・主演:綾野剛&星野源)は、15年10月期と17年10月期に同じ主演2人で放送された「コウノドリ」の“傑作選”を2週にわたって。

 4月11日の「未満警察 ミッドナイトランナー」(日本テレビ・主演:中島健人&平野紫耀)は、05年10月期の「野ブタ。をプロデュース」(主演:亀梨和也&山下智久)の“特別編”を2週続けて再放送する。

 4月14日の「私の家政婦ナギサさん」(TBS・主演:多部未華子)は、先月放送が終わったばかりの「恋はつづくよどこまでも」(主演:上白石萌音&佐藤健)を“胸キュン!ダイジェスト”と題してオンエアする。

 同じく14日の「竜の道 二つの顔の復讐者」(フジ:関テレ制作・主演:玉木宏)は、同じ関テレ制作で14年10月期の「素敵な選TAXI」(主演:竹野内豊)に。

 4月16日の「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日・主演:木村拓哉)は、18年1月期に放送された前シリーズを“傑作選”として放送する。

 ザッと紹介するとこんな具合だ。“特別総集編”だの“傑作選”、“胸キュン!ダイジェスト”だの様々なネーミングはあるものの、再放送であることに大きな差はない。だが、「視聴率には、はっきり差が見られる」と言うのは民放プロデューサーだ。

「まだ、全ての再放送の結果が出たわけではありませんが、山崎賢人と上野樹里の評判が良かった『グッド・ドクター』の再放送は視聴率5・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)でした。また、15年の放送当時、平均視聴率18・5%、最終回は視聴率22・3%を記録した『下町ロケット』の初回は9・0%とまずまずの数字です」

 やはり人気のあったドラマは、再放送でもそこそこ数字が取れるということか。

「基本的にはそうでしょうね。ただ、同じ再放送でも、『コウノドリ』の場合は、過去の2シリーズの中から、反響の大きかった回を2話放送するという形を取っています。1週目は、第1シリーズの5話『14歳の妊娠 少女が母になる時』で“神回”とも言われていました。当時の視聴率は11・8%でしたが、10日の再放送でも8・6%を獲っています」(同)

 同じ再放送でも、ずいぶん古い作品が意外な数字を記録した。

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