もう1つの“緊急事態”安倍首相が「テレ東」だけに出演したワケ
テレ東伝説
重大事故や事件、出来事が起これば、NHKや民放各局は、通常の番組編成を変更して報道特別番組を放送する。その中にあってテレ東はかねてブレることなく、「右へならえ」ともならず、良くも悪くもマイペースでやってきた。
速報「皇室典範の改正=愛子天皇誕生」は真っ赤なウソ! 識者が指摘 「『愛子天皇』を待望する人の期待に沿う形になることはない」
速報「入らないと、いらないことを言われるから…」 会費わずか300円! 高市首相の「国力研究会」に入る議員、入らない議員それぞれのホンネ
速報「ズボンがずり下がって下着が見えて、よちよち歩きで…」 21人を死傷させた運転手「事故前夜」に目撃されていた“異様な姿”【磐越道バス事故】
例えば2018年7月6日、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚らの死刑執行の際には、「ジャパネットたかた」枠が放映されていた……など、枚挙にいとまがない。
これを世の人は、「テレ東伝説」などと呼んでいるという。
https://dic.nicovideo.jp/a/テレ東伝説
さて、緊急事態宣言が出た4月7日のことである。午後5時51分から臨時閣議が行なわれている間、「シナぷしゅ」という赤ちゃんが楽しめる知育番組で、“おしりぷりぷり~”などという字幕が流れていた。他局では軒並み、〈緊急事態宣言〉の文字が画面に大きく踊っていたにもかかわらず。
そのあとテレ東は、6時55分から通常通り『ありえへん∞世界「埼玉人のありえへん生態を大調査!」2時間SP』を始めた。テレ東的には通常運行だ。
しかし、安倍首相が7時1分から記者会見を始める1分前。すなわち、ありえへん番組開始からわずか5分で番組は中断され、会見の報道へ大きくシフト。ジャーナリストの池上彰氏らが出演し、恒例の同局選挙特番もかくや、の雰囲気が漂うのだった。
テレ東も遂に右へならえするほどだから、今回の緊急事態はよっぽどかと一部が覚悟したのもつかの間、会見報道開始から30分強が経過したあと、再び『ありえへん∞世界』に戻った。〈緊急事態宣言を発令〉と画面上に表示し、生活関連情報を繰り返し流しつつではあったが。
いつものテレ東ならこれで終わるはずだった。10時から『ガイアの夜明け』がスタンバイしているはずだった。しかしこの日は、『緊急報道スペシャル 安倍総理が生出演「緊急事態宣言」で日本は?生活は?』に変更されたのだった。
[1/2ページ]


