コロナの影響は皇室にも 「雅子皇后」会見は幻に…眞子さまはテレワーク

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 さる3月22日、学習院女子高等科の卒業式。愛子さまはマスク姿で報道陣に応対され、感染拡大のおそれを考慮された天皇・皇后両陛下は式へのご出席を見送られた。新年度を迎えた皇室にも、コロナの猛威は仮借なく降りかかっている。

 宮内庁担当記者が明かす。

「3月19日には上皇ご夫妻が住み慣れた皇居から退去なさいましたが、お引っ越しの作業に追われながら美智子さまは、使い捨てではないガーゼマスクを着用され、お荷物の仕分けをなさっていました。世間でマスクが不足している状況を案じ、そのマスクを洗って使い回しておられたというのです」

 上皇ご夫妻はさる31日、栃木県の御料牧場から戻られ、高輪皇族邸へとお入りになった。しばしの間、こちらが「仙洞(せんとう)仮御所」となるわけである。お次に控えるのは天皇・皇后両陛下の皇居へのお引っ越しだが、令和で初めてとなった2月の天皇誕生日では一般参賀が中止になるなど、コロナ禍によるご難が続いている。

「ご即位後、初めての公式外国訪問として5月初めに予定されていたご訪英も、19日になって延期が発表されました。今後の日程について宮内庁は『あらためて英国と調整する』と言うのですが、先行きはまるで見通せません」(同)

 すでに英国では、チャールズ皇太子をはじめジョンソン首相の陽性も判明している。エリザベス女王夫妻は現在、ロンドン郊外のウィンザー城に“退避”中であるが、先ごろ現地では女王の従僕の男性の陽性も判明したと報じられるなど、抜き差しならない事態となっている。また29日には、同国高官が「外出禁止の完全解除には半年以上かかる」との見通しを発表。これでは両陛下の年内ご訪英も覚束ない。

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