絶好調の田中みな実、「A-Studio」出演でわかった“意外な見られ方”

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好きな女子アナ2位

 F2層とは、35歳~49歳までの女性のことだ。先のSNSの投稿も多くは女性のようだし、昨年12月に発売した写真集『Sincerely yours...』(宝島社)は、購買層の8割は女性と報じられていた。なによりTBSの公式ページには、《写真集が大ヒット!今や女子の憧れの存在…田中みな実を徹底取材!! 両親&姉&20年来の親友が素顔を証言 元「嫌いな女子アナ」の真実!同性に愛される魅力の秘密とは!?》と紹介されていたにもかかわらず、F2層に避けられたのだ。

「写真集は彼女と同世代か、もう少し若い層が買っているということでしょう。いわゆる子育て世代のF2層には、“美のカリスマ”とか“女子の憧れの存在”なんて言われても、それほどピンとこないのかもしれません」(同)

 TBS時代に“嫌いな女子アナランキング”の常連だった彼女は、毎年、ORICONが発表する“好きな女子アナランキング”で、昨年は2位になったはず……。

「そもそも嫌われた要因は、“ぶりっ子”キャラのあざとさでした。番組でも、鶴瓶さんは彼女の姉の証言として、作ったキャラであったことを明かしていましたが、まあ誰だってそう思ってましたよね。それが可愛いルックスと相まって男性視聴者には人気となりましたが、嫌ったのは女性視聴者でした。松田聖子(58)のアイドル時代のような感じですかね。しかし、彼女は失恋を経て、美への追求が始まり、女性ファッション誌『an・an』で手ぶらヌード、写真集で完成されたセミヌードを披露して美のカリスマに。その一方で、ぶりっ子キャラから、女芸人にも屈しない我の強さも発揮することで、女性に認められたと思っていました。ただ、それは女性の全世代ではなかったようです」(同)

「A-Studio」でも、我の強さをいかんなく発揮していた。彼女の姉を可愛いと褒めちぎる鶴瓶に対して、「私のほうが可愛い。お姉ちゃんは頭が良くて顔で勝負してない」と言い出すことも……。

「女性ファンは、彼女のこれまでの努力やスタイルなどに注目していましたが、F2層はどう見たでしょうか。バラエティ番組で女芸人のツッコミに反論したり、腹黒キャラを演じるのはいいのですが、『A-Studio』は鶴瓶さんが上手にゲストを持ち上げる番組です。あの場で大した意味もなく反論するのは、少し反発を買ったのかもしれません」(同)

 もちろん、鶴瓶は最後の最後まで持ち上げる。

《すっごい素敵なヤツですよね。嫌いな女子アナ第1位になったときの彼女の心境は分からないけれど、やっぱり傷ついたとこってすごくあるし、その傷ついた分だけ優しさとか、人へお思いやりとかっていうのが、倍返ってきたんやないかと思うんですね……》

「鶴瓶さんの懐の深さはなかなかマネできるものではありませんが、彼女は頭も良く、したたかでしぶとい。この収録でも、何か掴んだかもしれません。同じ事務所には羽鳥慎一(49)もいますから、見習うべき先輩も多い。せっかく複数のキャラを演じられる強みがあるのですから、場をわきまえた見せ方ができるようになれば、芸能界でもさらに確たる地位を築くでしょう」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年3月30日掲載

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