佐藤健“妄想彼氏作戦”が的中、YouTube開設で登録者123万人 立役者は“シュガー”

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 3月17日に最終回を迎えた“恋つづ”こと「恋はつづくよどこまでも」(TBS)の視聴率は、なんと15・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)だった。初回9・9%でスタートしたドラマが後半に入ると、回を追う毎に記録を更新。ついに15%超えという大団円を迎えた。業界通によれば、宣伝隊長を買って出た佐藤健(31)の“SUGAR(シュガー)”の功績が大きいのだとか。ところでシュガーって、なに?

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 医療ドラマが6本も顔を揃えた1月期のドラマ。中でも“恋つづ”は、他の医療ドラマとは一線を画す、新米看護師(上白石萌音[22])とドS医師(佐藤健)とのドタバタ恋愛コメディだった。民放プロデューサーが言う。

「当初、手術シーンや治療シーンを重視する医療ドラマファンからは敬遠されるのではないか。加えて、上白石萌音はGP(ゴールデン・プライム)帯の連ドラは初主演のため、TBS社内では“抜擢するには早すぎる”、そんな悲観的な意見が出ていたそうです」

 それがなぜ15%超に?

「恋愛ドラマとしては評判が良く、若い女性の間で人気が出ました。そこに佐藤が、宣伝隊長として自ら志願したそうです」(同)

 女性視聴者の目当ては佐藤だったのだろうが、一体何を?

「まず始めたのがSNSでの宣伝です。もともと彼は、16年公開の主演映画『世界から猫が消えたなら』の公開を記念して、LINEアカウントを持っていたのですが、その後は事実上の休眠状態でした。これを“恋つづ”の宣伝に使い始めた。しかも、《ドラマ見てね!》といった宣伝口調は使わず、《明日、夜あけといてね》、《おはよ》、《あとでラインする》、《撮影もうすぐ終わる》といった彼氏口調で発信しました。こうしたメッセージが連日届くわけですから、ファンの女の子にはたまりません。《佐藤健のLINEがヤバい!》と話題になり、当初30万人ほどだった友達登録者数は、第1話放送後の1月15日には70万人に増え、毎週約50万人ずつ増加。最終回の翌日には370万人に膨らみました。もちろん“恋つづ”を見ていなかった視聴者も、放送をチェックするようになり、見逃し配信サービスにおける再生回数は、TBS史上最高となる342万回を記録しました。当然、リアルタイムの視聴率も上がっていきました」(同)

 さらに佐藤の攻めの宣伝は続いた。

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