佐藤健“妄想彼氏作戦”が的中、YouTube開設で登録者123万人 立役者は“シュガー”

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番宣の生電話アプリ

「ある時、LINEに妙なメッセージが出たんです。《これダウンロードしてくれたら夜電話する 21時半くらいかな》と。それこそが、アーティストとファンを動画でつなぐ無料アプリ“SUGAR”でした」(同)

 そこで何が起きたのか?

「21時半というのは、ドラマが始まる30分前です。彼はその時間から生動画を流し始め、アプリをダウンロードしたファンに直接電話をかけ始めたんです。LINEのメッセージどころか、本人から直接電話がかかってくるのです」(同)

 明石家さんま(64)が視聴者に電話する「明石家サンタ」(フジテレビ)みたいなものだろうか?

「感覚としては近いかもしれませんが、テレビではなく、あくまでスマホのアプリです。17年に設立された日本のSUGAR株式会社が開発したもので、18年にリリースされました。当初から佐藤はじめ、ローラ(29)、ロックバンドONE OK ROCKのTAKA(31)、千鳥のノブ(40)などが配信者として参加しています。配信者の動画はアプリを入れたフォロワーが同時に見ることができ、配信者はフォロワーに直接電話をかけることができるんです」(同)

 見ている人、全員と同時に話すのだろうか?

「いえいえ、配信者は一人だけを選んでテレビ電話のように会話するわけです。他の人はその会話の動画を見ることになります。その生電話の様子が、動画としてTwitterなどで拡散されます。すると《マジで電話かかってきたーーー!》《電話来ない、来ない、来ない……》といった声と共に一気にネット上で広まっていったんです。ちなみに佐藤のSUGARのフォロワーは100万人を突破しています」(同)

 そりゃあ、最終回で15%超にもなるわけだ。それにしても、Twitterで番宣をするケースはもはや当たり前だが、役者からの生電話で番宣とは斬新だ。

「今後、こういった宣伝の仕方が流行るかもしれません。SUGAR社にとってもTBSにとっても、そして佐藤自身にとっても、良いことづくめだったかもしれませんね。彼は大ヒットした『義母と娘のブルース』(TBS)に続くドラマが“恋つづ”だったわけですが、これが失敗していたら、ギボムスの功績は綾瀬はるか(34)に持って行かれてしまう。宣伝隊長を買って出て、見事、成功に結びつけたのですから、今後も彼を起用しようとするプロデューサーは多いでしょう」(同)

 ドラマが終了して、LINEやSUGARからの配信が終了することを嘆くファンも多いらしい。

「そこで彼はすかさず、3月18日にYouTube公式チャンネル『たけてれ』を開設。動画を1本も公開しないうちに、チャンネル登録者数は70万人を突破。ようやく公開した動画1本の視聴回数は、22日午後3時現在で約416万回、登録者数は開設から4日で123万人を突破しました」(同)

 佐藤の甘~い誘いは続く。

週刊新潮WEB取材班

2020年3月23日掲載

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