受刑者が許可をもとめて却下された「ヨガ」のポーズとは?

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 拷問を受けたり、食事を与えられなかったりしたわけでもあるまい。日本弁護士連合会は、受刑者の人権救済を求めて栃木県にある黒羽刑務所の所長に勧告書を提出したが、それは不可思議なものだった。

 1月24日に提出された書面には、〈余暇時間に受刑者がヨガを行うのを禁止したのは自由を侵害するため、禁じないように勧告する〉旨が綴られている。つまり、受刑者のヨガ禁止は人権侵害にあたると主張しているのだ。

 全国紙の記者によれば、

「この受刑者は、ヒンズー教の信者。...

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