「バーキン床置き」巡りバトル、CAの実名さらし炎上の銀座ママに反省の色なし

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「サービス向上を願って」

 彼女の言い分はこうだ。

「バーキンを床に置くのが嫌だったわけじゃないんです。だって同じバッグを他にも2個ほど持ってますから。私が納得できなかったのは他にも大きなトートバッグを抱えている乗客がいたのに、私だけ注意されたこと。あと、“床に置け!”っていうCAの上から目線な言い方です。空港で事情を話したら地上係員の方は謝罪してくれましたよ」

 それなら、ツイッターでCAの写真まで晒す必要はなかったのでは?

「ツイートしたのはJALのサービス向上を願ってのことですよ。誰かが声を上げないと同じように不快な思いをする人が出るんじゃないかなって。CAとのやり取りを撮影したのも高圧的な態度を記録したかっただけです。向こうは“銀座ママのバーキンを床に置かせてやった”と思ったのかもしれませんね。まぁ、弁護士に言われて書き込みは削除しましたけど」(同)

 と、最後まで反省の色はカケラも見せなかった。ちなみにJAL側の回答は、

〈弊社ホームページ等への記載のとおり、機内にお持ち込みのお手荷物に関しては、前の座席の下、または座席上の共用収納棚へ適切な収納をお願いしております〉

 航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏も呆れ顔だ。

「飛行機に乗る以上、保安要員であるCAの指示に従うのは当然。対応に不満があるなら然るべき窓口を通すべきで、SNSに名前や写真を晒すなど論外です」

 いかに高価なバーキンでも持ち主ばかりは選べない。

週刊新潮 2020年2月6日号掲載

ワイド特集「麒麟便り」より

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