視聴率12%割れの「相棒」 凝り過ぎのストーリーが不評、再放送のほうが面白いという声

エンタメ 芸能 2020年2月10日掲載

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 2月5日放送の「相棒」(テレビ朝日)は視聴率11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)だった。他のドラマならいざしらず、人気シリーズとしては異例の数字だ。12%割れは今シリーズ2度目(19年10月23日放送の第3話:11・9%)で、その前はと言えば、05年3月16日に記録した11・6%。実に15年ぶりとなる。このままではシリーズ平均も15%を割りそうだ。

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 11・8%を記録した5日の放送は、前週の1月29日放送から2週連続放送の後編。ちなみに29日の視聴率は14・0%だった。

 どんなストーリーだったかと言えば……。右京(水谷豊)にとって、かつての相棒であり宿敵でもある南井(伊武雅刀)が英国ロンドンから来日すると、東京で連続殺人事件が発生する。山手線沿線で相次いで起きている殺人事件が、かつてロンドンの地下鉄で発生した“逆五芒星事件”と呼ばれる連続殺人と多くの類似点があることに気づく。右京は南井の犯行であることを暴くが、すでに南井は認知症が進んでおり……。

 SNSでの評価を見ていよう。

《初期からずっと追いかけてるドラマですが、今回の話はながら見すら時間がもったいなく感じるほど面白くなかったです。。今までの相棒ワーストスリーに入るかも。帳尻合わせ感が見ていて辛かった。シリーズまたいで、しかも2話連続でやるにはちょっと残念な結末。せっかくの伊武雅刀が老いで殺人て。もっと良い犯人役であってほしかった……》

《最近の相棒はあまりにも細部にこだわりすぎて、内容を理解するのが困難。精神的に問題のある犯罪者が合理的に行動することが可能なのか。まるで、文学作品を読んでいるような内容で、後味が良くない。》

《TV朝日と系列局は相棒再放送もやめないでほしい……》

 ある民放プロデューサーも同感だったという。

「この日は裏番組の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP』(日本テレビ)が15・4%も取っていたことも影響したのでしょう。しかし、かつての『相棒』はバラエティなどに負けませんでしたからね。『相棒』の面白さって、キャリアで天才的な頭脳を持ちながらも、いやそれが故に窓際部署の“特命係”に追いやられた右京さんと相棒が、予想に反して事件を解決し、偉そうな捜査一課の鼻を明かす。ある意味『水戸黄門』的な痛快さがウリでした。ところが最近の『相棒』は、筋立てに懲りすぎていて、話が現実離れしすぎです。ついて行けない視聴者が多いのも分かります。それもあって、最近は夕方の再放送のほうが面白いという声をよく聞きますよ」

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