【いわき母子4人殺害】13歳で死を受け容れた被害女児の遺書の中身

国内 社会 週刊新潮 2020年2月6日号掲載

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 通報を受けて駆けつけた捜査員が黒いミニバンのドアを開けると、車内は文字通りの“血の海”だった。まだ中学生の子ども3人を抱える「母親」は、なぜ“内縁の夫”の道連れとなって死ぬことを選んだのか――。

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 1月22日未明、福島県いわき市にある水石山公園に停められた車のなかで、吉川美奈子さん(43)と息子の歩夢さん(15)、双子の娘・茅乃さん(13)、海音さん(13)の遺体が発見された。

「4人はシートに座った状態で首から血を流していた。微かに息があったのは、白目を剥いて運転席にもたれ掛かっていた男だけです」

 とは県警関係者。唯一の生存者は美奈子さんの内縁の夫(51)で、まもなく4人の殺害を認めた。

「車のそばからは燃え残った練炭の入った七輪も見つかっています。当初はこれで心中を試みたのでしょう。ただ、練炭では死にきれず、男が4人の首元に刃物を刺したようだ。その後に男は割腹自殺を図ったが、傷は腸まで達しておらず一命を取り留めている」(同)

 不可解なのは母子の遺体に“防御創”がないことだ。

「車内で練炭を焚いたものの、遺体から検出された一酸化炭素は意識を失うほどの濃度ではなかった。つまり、被害者には意識があったはずなのに抵抗した様子が窺えず、無理心中ではないわけです。中学生の子どもたちは死を受け容れて順々に殺されていったことになる」(同)

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