雅子皇后「17年ぶり」肉声ご会見は実現されるのか? 令和2年目の正念場

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「雅子皇后」お誕生日「ご感想」に隠された異変(2/2)

 雅子さまが皇后となられて初めて迎えられた12月9日のお誕生日。その「ご感想」が記者会にリリースされたのは、当初の予定から丸2日間延期する形の8日夕刻だった。侍従職は遅れの理由を「ご体調にお疲れがみられるので」と説明し、また先んじて出された「医師団見解」からは、天皇陛下ご即位に伴う一連の行事で、疲れを蓄積されているご様子がうかがえるのだ。これがいつどのような形で現れないとも限らない。

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「きたる26日には、台風19号被災地のお見舞いで、宮城・福島両県への日帰りの行幸啓が予定されています。新幹線でのご移動では間に合わないので、当日は上皇さまがなさってきたように自衛隊のヘリに乗ってピンポイントで回られることになりそうです」(宮内庁関係者)

 年の瀬の“強行軍”の背景には、年内にどうしてもお見舞いしたいという両陛下の強いご意思があったという。さらに懸念されるのは1月の新年行事で、

「雅子さまは今年の元日、皇居・宮殿で催された三権の長らによる祝賀を受ける新年祝賀の儀に16年ぶりにご出席なさいました。さらに、2004年から休まれている歌会始の儀にもお出ましになる見通しでしたが、折悪しく風邪をひかれ、講書始の儀ともども欠席なさるしかなかった。来年は皇后となられて初めての歌会始で、お気持ちは漲っておられるでしょうが、歌会始は定められた所作があるなど、やはりお体へのご負担が大きいのが心配です」(同)

 加えて当日は、

「例年、歌会始はNHKで生中継されるのです。長時間にわたってご自身のお振る舞いがリアルタイムで全国に流れるという状況は、慣れない御身にとっては重圧となりかねません」(同)

 というのだ。

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