ク・ハラさん自殺の衝撃、K-POPの異常事態を厳しい視線で伝えた欧米メディア

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大衆の容赦ないプレッシャー

 K-POP女性グループ f (x) 出身のソルリ(25)が自ら命を絶ったのが、10月14日。それから2ヶ月も経たずに、11月24日には同じくKARA出身のク・ハラ(28)が自殺――。

 この異常ともいえる事態に衝撃を受けているのは、日韓のメディアだけではない。K-POPが少なからず若者に影響力を持つ欧米メディアも、相次ぐ悲報とその背景を注視している。華々しい快進撃を見せる舞台の陰で、K-POP業界に何が起きているのか。欧米メディアが見た分析を、拾ってみよう。

「きらびやかで魅力的な外見の下で、K-POP産業は殺人的な競争、プライバシーの欠如、ネットのバッシング、また常に健全なイメージを保つよう求める大衆の容赦ないプレッシャーで知られている」と伝えたのは、仏通信社AFP(11月25日付)だ。

 ク・ハラは昨年9月以降、元恋人から暴行、脅迫を受けた事件でゴシップ報道の渦中に立たされていた。元恋人は、自ら撮影した「プライベートなビデオ」を公開するとク・ハラを脅迫したことでも知られている。

 AFPはこの「リベンジポルノ」問題について、「保守的な韓国でこのようなビデオを撮られた女性は、たとえ被害者であっても恥に思う。また映像が公になると、社会からの非難と孤立を強いられる」と説明。そして「韓国は世界で最も自殺率が高い国の1つであり、40歳以下の死因のトップとなっている」「精神疾患に対するタブー意識も、人々が救いを求めることを妨げている」と、社会背景を解説した。

「リベンジポルノ」問題をめぐっては、米公共ラジオNPR(11月25日付)も「(事件の)センセーショナルな部分に、覗き見趣味的な大衆の関心が殺到した」と報道。動画は流出していないことが元恋人の裁判でも確かめられているが、韓国では人々が「ク・ハラ」「動画」といったワードで盛んに検索していることも伝えられた。

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