「ビートたけし」年下愛人からパワハラ被害で提訴 “殿の元運転手”が実名で告発

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 昨年の事務所独立騒動につづき、今年6月には糟糠の妻との離婚が明らかになるなど、ビートたけし(72)の「異変」が立て続けに取り沙汰されている。背景には、現事務所の取締役で18歳年下の愛人・横井喜代子氏(仮名)による“洗脳”があるとされる。たけしの運転手を務めてきた人物が、実名で告発する。

 ***

「私は7月30日にたけしさんの運転手を辞めました。殿をロールス・ロイスの白いファントムに乗せて仕事現場に送迎することも、もうありません」

 と証言するのは、2010年に弟子入りし、翌年6月から今年7月までの8年間、たけしの運転手を務めてきた石塚康介さん(41)である。石塚さんは、横井氏のパワハラによって自律神経失調症を患ったとして、彼女と事務所の「T.Nゴン」を相手に、1000万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 13年にたけしが横井氏と出会って以降、スタイリストやマネージャーなど、多くの人がたけしの元を去って行った。

「今回、私がこうして声をあげることで、彼女に苦しめられながらも沈黙せざるを得なかった人たちが、私に続いてくれたらなと思っています。そして世間の人に、殿を変えてしまった彼女の真実を知ってもらえれば幸いです」

 石塚さんによれば「横井さんは『自分の思うがまま』にならないと気がすまない」。たけしの仕事に口を出すようになったほか、オフィス北野のマネージャーやタレントの給料を調べ、“あなた会社に金を取られているだけなんじゃないの”とたけしに吹き込むこともあったという。

 運転手を務めていた石塚さんも、横井氏の監視下に置かれることに。待機や連絡の指示など、過剰なまでの“管理”がなされ、

「事務所で待機していてやることがなかったので、ロールス・ロイスの給油に行こうとすると、それを横井さんが防犯カメラで監視していて、すぐに電話してきて『私に連絡してから行け』と言ってきたことも」

 深夜の連絡、休日であっても待機を強いられるといったパワハラ行為は加速。我慢の限界を迎えた石塚さんは、横井氏と口論になったことをきっかけに、辞意を告げる。その場にはたけしも同席していたが、「殿は終始無言でした」。

 橋本マナミに嫉妬し“共演NG”にした――など、横井氏の「真実」をつぎつぎと明かす石塚さん。11月14日発売の週刊新潮でくわしく報じる。

週刊新潮 2019年11月21日号掲載

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。