ベッキー12月スタート連ドラヒロインに内定「女優転向」に勝算あり?

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“社長案件”

 地上波の連ドラ、準主役とは、もちろん不倫騒動以来、初の大役。

「事務所の猛プッシュの賜物でしょう」

 と裏側を明かすのは、さる芸能事務所社長である。

「実はベッキーは、所属のサンミュージックにとって大功労者。のりピーが逮捕された非常時に社の屋台骨となったのが、当時バラエティで大活躍していた彼女です。それをお茶の間に戻すのは、会社を挙げての“社長案件”となっています」

 そうした努力が実ったワケだが、

「その事務所にしても、バラエティで推すのは諦めたということですよ」

 とスポーツ紙の芸能デスクが言葉を継ぐ。

「ベッキーも事務所も、本音は主戦場のバラエティでいきたいんです。でも、バラエティに出ると、必ず“何であんな女を出すの!”と猛抗議が来る。スポンサーも嫌がる。ですからレギュラーを持つのはとてもムリ。でもドラマでなら、まだ抵抗感は薄くなる」

 実際、今の彼女はこちらでの活躍が目立つ。7月期のNHK「これは経費で落ちません!」では社長秘書役で出演。昨年はBSのドラマで主演の「くノ一」役を務めている。映画もこの4月公開の「麻雀放浪記2020」に出ているし、来年には三池崇史監督の「初恋」公開が控えている。対して地上波のバラエティは単発が入るくらいだから、「女優転向」と言っても良いくらいの仕事ぶりなのだ。

「いい判断だと思いますよ」

 と評価するのは、アイドル評論家の北川昌弘氏。

「彼女の場合、バラエティに素のままで出て反感を買うより、役とセリフがある女優の道を目指す方がリスクは少ない。苦労もしていますし、あとはどれだけ“覚悟”があるか。無難な役柄ではなく、世間のイメージにハマる役を演じるくらいの開き直りが必要です」

 すなわち、ドロドロの不倫女を演じるべし、ということか。確かにそれなら、勝算はアリだろうが……。

 求められるのは、「ゲス」になりきれる覚悟!?

週刊新潮 2019年10月10日号掲載

ワイド特集「天下の秋の大番狂わせ」より

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