「クレイジージャーニー」やらせ通報者が激白 “TBSは全てを明かしていない!”

エンタメ 週刊新潮 2019年10月3日号掲載

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 やらせ演出が発覚したTBSの人気バラエティ番組「消えた天才」と「クレイジージャーニー」。後者は、9月11日に調査結果の報告とお詫び、そして番組休止を公表したのだが、その報告にもそこかしこに嘘が塗(まぶ)されていて――。

 いきなりで何だが、そもそも民放バラエティに厳格な真実性を求めている人はどれほどいるのか。

 プロレスでも、ロープに振ったら戻ってくるではないか。一時代を築いた「川口浩探検隊」シリーズにしても、嘉門タツオではないけれど、動かないサソリが襲って来ようが、毒グモを素手で払い落とそうが、未開のジャングルにタイヤの跡があろうが構わないのだ。だって面白かったではないか。要は、心躍らせることができるかどうかである。

 それなのに、「クレイジー」は、メキシコで撮影していたとき、〈準備していたものを、あたかもその場で発見したかのように描いた今回の手法については、(中略)あってはならないものと考えています〉などと、裁判資料のような報告をしたものだから、次のように突っ込まれてしまうのだ。

「楽しい番組がこんなことになって残念です。そして、やらせを公表しておきながら、すべてを明かしていないことに戸惑っています」

 発言の主は、「クレイジー」のやらせをTBSに“通報”した男性。今年8月の放送分で、メキシコで珍しいトカゲなどを発見していたが、どう考えてもおかしい――。彼がメキシコロケの事実を伝えたことで局内の調査がはじまり、お詫びへとつながったのである。

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