高市早苗総務相、かつて告白した激痛難病「関節リウマチ」は今…本人直撃

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 9月11日の内閣改造にあたっては、入閣候補者たちの“身体検査”が行われた。そんななか、文字通りの意味での身体検査が気掛かりだったのは高市早苗総務相(58)だ。彼女は2013年、週刊新潮に「関節リウマチ」という治療困難な病を患っていることを告白している。当時の彼女の発言を再録すると、

「夜は手足の関節にモーラステープという鎮痛消炎薬を貼ってから寝て、朝は早めに起き、お風呂に入って手指の強張りをほぐしています。そうしないと、早朝の会議でメモを取れないものですから」

「(薬を服用しても)膝の激痛は変わらず、議員会館の廊下で立ち止まり、息をつくこともあった」

「これ以上、足が悪くなってしまった場合は、車イスも覚悟している」

 この状態が改善されていなければ、総務相の激務をこなすことは至難の業であろう。そこで高市氏ご本人に訊(き)いてみると、

「現在も治療中ですが、薬を替えたところ、症状が改善しましたので、仕事には全く影響ありません」

 こう回答。彼女の秘書が補足するには、

「確かに、以前はかなり辛い時期がありました。病院を替えたり、毎週自分で注射を打ったり、何種類も薬を飲んだりと。でも良い薬に出会えたことで、今は週1回薬を飲み、月1回通院する程度で済んでいます」

 こうして、高市氏は真の意味での身体検査をくぐり抜けたのである。

週刊新潮 2019年9月26日号掲載

特集「『新大臣』が受けたがらない『身体検査』 逃げる『小泉進次郎』に代表質問」より

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