日テレ「水ト麻美アナ」が24時間テレビで社長特別賞 社内で囁かれる“大人の事情”

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 日本テレビの“水トちゃん”こと水ト麻美アナ(32)が「社長特別表彰」を受賞した。8月24~25日の「24時間テレビ」で総合司会を務め、マラソン(今年は駅伝)企画にも参加。見事、42・195キロを走り抜いたことが評価されたという。これまでは「24時間テレビ」が番組全体として社長賞を獲得していた。個人で同賞をもらったのは史上初。まさに、「特別」扱いである。

 そこには、計り知れない大人の事情があったという。

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 水トちゃんは、6年連続で「24時間テレビ」の総合司会を務めている。さすがは、「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)で、13年から17年まで5年連続で1位となり、殿堂入りを果たしているだけのことはある。日テレの顔、不動の人気アナだ。

 今年の彼女は総合司会のみならず、恒例のマラソン企画にも参加した。今回は4名による駅伝形式で、事前にハリセンボンの近藤春菜(36)、ガンバレルーヤのよしこ(28)、いとうあさこ(49)の3名は発表されていたが、最後の1人は伏せられたままだった。放送当日に発表されたのが、まさかの水トちゃんだった。日テレ関係者が言う。

「他の3名がお笑いタレントでしたし、これまで日テレOBの徳光和夫アナが走ったことはあっても、現役の社員が走ったことはありませんでしたからね。ましてや、水トは番組の司会ですからね」

 水トちゃんが第2走者のよしこからタスキを受け取ったのは、25日の午前8時過ぎだった。それからフルマラソンと同じ42・195キロを、気温30度を超える中、6時間以上をかけて走破し、アンカーのいとうあさこにつないだ。

 およそ3時間後、彼女は再び総合司会に復帰し、続く「行列のできる法律相談所」の生放送にも出演した。さらに、翌朝8時からのレギュラー番組「スッキリ」でも笑顔を見せたばかりか、その日の夜9時からの2時間生放送「24時間駅伝舞台裏SP」にも出演していたのだ。これにはSNSでも驚嘆の声が上がったが、日テレを批判する声も。

〈まさかスッキリに出るの?金曜日まで連続勤務はさすがにヤバい。日本テレビのアナウンサー教育担当及び大先輩である豊田アナが休めとか言わないのかな?〉

〈24時間司会、マラソン、翌日のスッキリ、そして生放送でマラソン振り返りの特番。水卜ちゃん働き過ぎでしょ。日テレブラックだな。〉

〈総合司会をやりながら、日中の一番しんどい時に駅伝ランナー…これってただ単にパワハラでしょ。〉

 働き方改革が進む中、日テレの社員に対するパワハラなんて声が噴出していたのだ。先の日テレ関係者は声を潜める。

「確かに外部からはそういう声が出るのも仕方ないでしょう。しかし、そうするしかなかったところもあるんです。日テレだって働き方改革を進めているのですから」

 働き方改革で、何でこうなるのだろうか。

「電通の過労死スキャンダルもあり、日テレも働き方改革を進めています。その中で、『一部の人気社員アナだけが忙しく働いているのはおかしい。平等にして、他の人気のない社員アナにも仕事を与え、働き方改革を乗りきろう』という流れになったのです。水トのレギュラー番組が、減ったのもそのためです」(同)

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