阪神・近本光司「球宴サイクル」安打の過剰忖度に実況席も苦笑

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「外野……凄いっすね」

「アシストになってますか」

 実況席を苦笑させたのは、外野の前進守備だった。

 甲子園球場で行われたオールスター第2戦。本塁打、二塁打、単打を放っていた阪神のルーキー、近本光司(24)が打席に立つと、パ・リーグ外野陣は、三塁打が出やすいように極端な前進守備を敷いた。

“忖度”のおかげで、近本の打球は、レフト秋山翔吾の頭上をオーバー。それを秋山が緩慢に追い、ボールを遊撃手・源田壮亮へ。

 だがそこで近本の足が止まった。...

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