リニア中央新幹線トンネル工事にストップをかける静岡県知事の「思惑」

ビジネス週刊新潮 2019年7月18日号掲載

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 東京・名古屋を40分で結ぶリニア中央新幹線のトンネル工事が難航している。技術的に難しいのではない。静岡県の川勝平太知事が、「水問題」を理由にストップをかけているのだ。とっくに始まっているはずの工事が、1メートルも掘り進められないでいる理由は何なのか。JR東海の関係者によると、

「この南アルプストンネル(静岡工区)は、静岡県の山間部を11キロほど横切るだけですが、問題になったのは大井川の水源地を通ることでした。2013年の環境アセスメントでは、毎秒最大2トンの出水が予想され、河川減水の恐れが指摘されたのです。...

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