未だ不振が続く「鳥貴族」、上場後初の赤字の原因は“1品18円の値上げ”ではなかった

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東洋経済は「メガハイボール」主犯説

 鳥貴族の苦戦が続いている。その原因として挙げられるのが、17年10月の値上げだ。まずはグラフをご覧いただこう。

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 折れ線グラフの左側では、客数と売上が急降下し、客単価だけが上昇した時期がある。これが17年10月で、鳥貴族は「全品税別で280円」を「全品税別298円」に値上げした。

 たった18円の値上げが、これほど悪影響を及ぼすとは、誰も予想しなかっただろう。折れ線グラフでは18年9月まで売上と客数が文字通りの“右肩下がり”になっているのが明白だ。...

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