関ジャニ大倉忠義が大株主の「鳥貴族」初赤字、1日で76万円資産が目減り

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 全品280円均一を武器に快進撃を続けてきた焼き鳥チェーン「鳥貴族」。3月8日、東証1部上場後、初の赤字に転落すると発表したことで、関ジャニ∞のメンバー、大倉忠義クン(33)とその家族の資産が大きく目減りしている。

 鳥貴族は、大倉クンの実父である大倉忠司社長(59)が設立して今年で34年を迎える。外食業界に詳しい経済ジャーナリストの福田健氏によれば、

「赤字の原因は、2年前に18円の値上げに踏み切ったこと。これで既存店舗の売上は、14カ月連続で前年同月期を下回り、決算予想を7億4700万円の黒字から3億5600万円の赤字に下方修正したのです」

 決算発表当日の終値は1638円で、翌営業日の3月11日は76円安の1562円と大幅に値を下げて取引を終えた。経済誌デスクが解説する。

「5年前の上場時の目論見書を見ると、大倉君と彼の2人の弟たちも鳥貴族の大株主に名を連ねています」

 大倉クンは1万株を保有しているので、わずか1日で76万円も資産が目減りした計算になる。人気芸能人なら大した金額ではないかもしれないが、大損害を被ったのは創業者である大倉パパその人だ。

「大倉社長は、鳥貴族株の発行済み株式33・65%にあたる391万1900株を個人と資産管理会社名義で保有しています。これを元に計算すると、3億円近く資産が目減りしている。いくら創業者とはいえ、さすがに痛いでしょう」(同)

 再び鳥貴族は羽ばたけるのか。

「鳥貴族の店舗は、現在678店。これを再来年には千店まで拡大する計画でした。ですが、今回の赤字決算を受けてこの計画の取り下げも発表しています」(福田氏)

 関ジャニ∞脱退の噂もある大倉クン。パパの窮地にひと肌脱ぐ?

週刊新潮 2019年3月21日号掲載

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