「山里亮太&蒼井優」が行った結婚会見の絶大な効果、芸能人はこうでなくっちゃ

エンタメ 芸能 2019年06月09日

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女優の結婚、映画監督から芸人へ?

 さて、昭和期や平成期は、女優が映画監督と結ばれるケースが多かった。身近な存在でありながら自分とは違った才能を持つところに惹かれるようだ。一例を挙げる。

●1955年 故・松山善三監督と故・高峰秀子
●1957年 故・谷口千吉監督と八千草薫
●1960年 故・大島渚監督と小山明子
●1967年 篠田正浩監督と岩下志麻
●1996年 周防正行監督と草刈民代
●2002年 青山真治監督ととよた真帆
●2011年 園子温監督と神楽坂恵

 一方、お笑い芸人と大物女優の結婚はというと、明石家さんま(63)と大竹しのぶ(61)=92年離婚=、深沢邦之(52)と田中美佐子(59)、とんねるず・木梨憲武(57)と安田成美(52)同石橋貴明(57)と鈴木保奈美(52)、陣内智則(45)と藤原紀香=09年離婚=らの例があるが、これからはもっと増えるのではないか。やはり「身近な存在」でありながら、自分とは違った才能を持つからだ。

 また、映画界は構造が一変し、コンスタントに作品が撮れる監督が激減したが、お笑い芸人は平成期に激増した。活動領域も広がり、高収入の者も多い。山里もレギュラーが19本もあるのだから、数千万円単位で得ているに違いない。

 一方、蒼井優のほうはというと、文句なしにうまい女優だ。どんな役柄であろうが、その役になりきってしまう。そして僅かな心の動きまで表現できる。年齢を重ね、叙勲適齢期になったら、紫綬褒章は間違いなしといったところである。

 巨匠・山田洋次監督(87)が「東京家族」(13年)などに起用し、大切にしていることでも名女優であることが分かる。山田監督は「小さなおうち」(14年)ではやはり評価の高い黒木華(29)を使ったが、うまい人しか自分の作品に出さない。間違ってもアイドルなんて起用しない。

 たとえ縁のない相手であろうが、人の不幸は辛い。子供であれば、なおさら。一方、幸せそうな2人の姿は、見る側の心を和ませた。入籍は3日だったそうだが、2人による初仕事は大成功だったと言えるだろう。

高堀冬彦/ライター・エディター

週刊新潮WEB取材班編集

2019年6月9日掲載

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