「弘中綾香アナ」はテレ朝で一人勝ち状態、それでもフリー転身に立ちはだかる壁

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弘中アナの後輩は12人

 テレ朝で弘中アナの後輩に、どのような女性が在職しているのか、表にまとめてみた。本当に「先輩の座を脅かすことができない」面々なのかお考えになりながら、ご覧いただきたい。【上】は13年に入社した弘中アナを筆頭に、16年入社組までの表だ。

 次の【下】は17年から今年19年の入社組だ。

 女子アナ評論家の上杉純也氏は「更に弘中アナがブレイクするか、鍵を握るのは女性視聴者の動向でしょう」と指摘する。

「今の弘中アナを支持しているのは、7割から8割が男性視聴者だと思われます。彼女の強気な発言を“ドS”と喜んでいるわけです。ところが一方の女性視聴者は『ちょっと生意気なんじゃないか』と疑問視しているのかもしれません。また同性から見て、彼女は男性に媚びているという真逆のイメージもあるようです。要するにキャラが分散していて掴みづらい。だからテレビを見ていて女性は弘中アナにイライラしてしまう。こんなことを背景に、人気と不人気の二極化が『FLASH』のアンケート調査で浮かび上がったと言えるのではないでしょうか」

 女子アナが最初は男性から支持され、次第に女性の人気も獲得。名実共に存在感を発揮するアナに成長するという道筋は、売れっ子になるための“王道”と言える。

「例えばフジテレビで人気を獲得し、フリーに転進した内田恭子さん(42)、高島彩さん(40)、加藤綾子(34)という3人も、男性の支持をテコに、徐々に女性ファンを獲得していった代表例でしょう。弘中さんに同じことができるかどうかですが、1つ懸念があるのは、彼女が毒舌・生意気というキャラでブレイクしたことです。やはり同性の反感を買いやすいのは間違いないでしょう。女性視聴者が見直すような新しい人柄を、いつ、どんなタイミングで打ち出せるかに、今後の命運が懸かっていると思います」(同・上杉氏)

週刊新潮WEB取材班

2019年6月9日掲載

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